音楽ライター後藤秀樹氏による連載コラム「COLUMN THE REFLECTION」!今回は浪人時代の氏を支えたという2つの楽曲、ナザレス「Love Hurts」とエアロスミス「Dream On」を中心に語ってまいります。
「音楽歳時記」 第九十八回 3月24日マネキンの日 文・深民淳
音楽ライター/ディレクター深民淳によるコラム「音楽歳時記」。季節の移り変わりに合わせて作品をセレクト。毎月更新です。
「音楽歳時記」 第九十回 追悼・マニー・チャールトン 文・深民淳
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英国が誇るペダル・スティール・ギター奏者のB.J.コール参加作をピックアップ!
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「ハスキーボイスが特徴的な男性ヴォーカリスト」〜『カケレコのロック探求日誌』一週間一気読み!〜
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クイーンのデビュー作から5作目の『華麗なるレース』までを手がけ、『オペラ座の夜』ではグラミー賞も獲得したレコード・プロデューサー、ロイ・トーマス・ベイカーを特集!
海外サイトULTIMATE CLASSIC ROCKにて、スコットランド出身の名ハードロック・バンド、NAZARETH(ナザレス)のベストソングTOP10が公開されました!
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ 若干カビあり
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
スコットランド出身のハード・ロック・バンド、73年3rd。プロデューサーにDEEP PURPLEのロジャー・グローヴァーを迎えたことで注目され、彼らの出世作となった作品です。ネバネバとして
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娯楽に徹する姿勢が潔いライブ(2 拍手)
たすけさん レビューをすべて見る
81年ごろ、ナザレスは人気でもクオリティでもピークを迎えていたわけです。わたしの最もLPを買いあさっていた時期にあたるんですが、英国はニューウェーブ、米国は産業ロックとブラック・コンテンポラリーでメディアからナザレスの話題は全く入ってきませんでした。今更ながら堂々とした活動ぶりに驚いています。
彼らのメイン路線はヘビーロックでありながら、米国の流行りをリアルタイムに取り込んだ自由な曲想が魅力でした。むしろロンドンの動向に背を向け続けていたグループです。カバーで取り上げるアーティストもセンスあって、ジェフ・ベック、ジョニ・ミッチェル、JJケール、リック・ダンコ、ニルス・ロフグレンという具合です。「マリス・イン・ワンダーランド」「フール・サークル」が北米にアピールしたことで、カナダ、米国をツアーした音源です。ギターとキーボードにサポート・メンバーを加えて6人編成。米国プロパーのグループと言っていいぐらい娯楽に徹しています。また選曲が良い良い。
1 Telegram、2 Razamanaz、5 Beggars Dayではナザレス初期の勢いを感じますし、9 Cocaine、10 Big Boy、11 Holiday では新しい境地を披露します。ダン・マクファーティの凶暴な声は咆えまくっているだけのようで、カントリー・タッチの曲では上手いんです。10 Big Boyは、脱退したザル・クレミンソンの置き土産のような曲。これが実にライブ映えする曲であることに驚きました。14 Expect No Mercyと15 Shapes Of Things は、ハードで派手で言うことありません。ライブの締めはZZトップの2-3 Tushです。ナザレスのオリジナル曲であるかのように馴染んでいます。
2-4 Juicy Lucy、5 Morning Dew(ジェフ・ベック・グループの曲です。)はスタジオ録音。シアトル・ライブでは7 Cocaineが聴きものになっています。14 Crazyは、映画サントラ用に書かれた曲とのこと。ギターリフが格好よく、ナザレスにしては一級品を感じさせるヘビー曲です。