ARTI E MESTIERI/GIRO DI VALZER PER DOMANI
イタリアが誇る超絶技巧ジャズ・ロック・バンド、超絶技巧派はそのままにフュージョン・タッチの軽やかさが加わった75年2nd
790円(税込869円)
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ ケースにスレあり
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ 小さい折れあり
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ずっとファイティング・スタイルで反則なしのレスラー(2 拍手)
たすけさん レビューをすべて見る
武骨なブギ・スタイルのロックンロールを演奏し続けたBTOを、わたしは友達のように好きです。CDをコンプリートするのに10年以上かかったですが。浮き沈みはありますが、けしてアーティスティックなところに逃げたりせず、ずっとリスナーを高揚させるビートを届けてくれました。わたしが子どもの頃、ジョージ・ゴーディエンコというレスラーがおりました。カナダで木こりをやっていた、という触れ込みの渋い正統派レスラーでした。BTOを聴いていると、実にカナダだなあと思います。
彼らのビートとギターは、ずっと一本調子です。頑固さはZZトップに通じるものがあります。時々ボサノバ・スタイルになったりするのも愛嬌です。この「フリーウェイ」は、BTOの人気に陰りが見えた頃の制作。かえって落ち着いた作風が目立つ盤で、肩の力を抜いた魅力があります。ボーカルの話をすると、少しコミカルに歌うのがランディ・バックマン。もう一人のベース兼ボーカリストが、フレッド・ターナーでありまして、彼の狂犬のような歌い方をわたしは愛しているのです。だいたいBTOのハード曲は、ターナーが歌っているのではないでしょうか。
6.Down Down のコンプの効いたギターソロなんて素晴らしいです。この盤の特徴はアクースティック・ギターが多用されているところにもあります。これが綺麗なんですわ。