SOUNDS OF MODIFICATION

68年リリース、アトランティックの名プロデューサーBob Galloが企画したサイケ・ポップ/ソフト・ロックのプロジェクト作品、これはまばゆい名作！

ジェームス・ブラウンやアレサ・フランクリンやヤング・ラスカルズなどATLANTICの数多くの名作を手がけた名プロデューサーのBob Galloが企画したプロジェクト作品で、演奏には参加していないものの、1曲を除き作曲もBob Galloが担当した68年作。スウィート＆ジェントルなヴォーカルと流れるように美しいメロディ、そして、広がりあるコーラス・ワーク。アレンジももちろん特筆で、ブライアン・ウィルソン〜カート・ベッチャーあたりのファンは歓喜と言えるまばゆさ。ハープシコードやハモンド・オルガンや管楽器やキレのあるギターのカッティングなどが左右からキラキラと降ってくるようなアレンジはソフト・ロックのファンは心躍ること間違いなしでしょう。ゾンビーズばりの躍動感いっぱいのサイケ・ポップ・キラー・チューンの2曲目も最高だし、『サージェント・ペパーズ』以降の英サイケ・ポップのファンも必聴！なお、Bob Galloはビー・ジーズを見出したことでも知られていますが、なんとBob Galloが作曲していない1曲「You」の作曲はビー・ジーズのバリー・ギブ！