世界の国々に散らばる魅力あるプログレ作品を求めてカケレコCD棚を巡っていく「世界のプログレ探求紀行!」。今回は東欧・中欧の諸国を巡りながらプログレ盤をピックアップいたします☆
FERMATA『FERMATA』 〜旧チェコスロバキア屈指のグループによる75年デビュー作〜 ユーロ・ロック周遊日記
旧チェコスロバキア(現スロバキア)を代表するプログレ・バンドFERMATAの75年デビュー作『Fermata』をピックアップ!
【タイトル追加】世界のジャズ/フュージョン・ロック特集〜シャープに引き締まったテクニカルかつ流麗な名品集
世界中より、シャープに引き締まったテクニカルかつ流麗なジャズ・ロック作品をセレクトしてまいりましょう。
芸術の秋!プログレの秋!
帯【有】 解説【有】
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
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ヴォーカルを前面に出したシンフォ・ロックへの転換(11 拍手)
kobakunさん レビューをすべて見る
80年代という時代に呼応すべく、ヴォーカル入りでややポップになりました。でもそこはさすがフェルマータ。あくまでもプログレしていますのでご安心を。
キーボードを前面に出した曲調といい、ソウルフルなヴォーカルといい、これはもしかして同じチェコのSYNKOPY、はたまたPROGRESS 2か。ちゃっかりシンフォ・ロックの傑作に仕上がっているところが不思議です。腐ってもエキゾチック?なんですね。これだから東欧、辺境はやめられません。
2作ともフェルマータの中では最後に手を出すアルバムではありますが、ジャズロックはちょっと苦手、というプログレファンには逆にお勧めの作品です。
出た!ドラマティックな東欧ジャズ・ロックの好盤2連発(2 拍手)
ike333さん レビューをすべて見る
84年発表の7作目は、いきなりポップなボーカル曲で始まるため、一瞬、また大幅路線変更かと思ってしまいますが、その後は劇的に盛り上がっていく歌と演奏の曲に続きます。ボーカル曲の比重が高いアルバムですが、楽曲も素晴らしくプログレ系のアルバムとして名作の領域に入ると思われ、とても堪能できます。
入手困難だった91年発表の8作目は、若干フュージョンがかっていますが、Fero Griglak のギターが光っていて、Focus並のドラマティックな演奏を聴けるアルバムとなっています。はっきり言って、予想が好い方向に外れ、かなり楽しめる好盤だと思います。