ELCD030(ELECTRO SHOCK) 【2002年発売CD】
廃盤。
ロシアを代表する映画音楽家として名高い彼ですが、その音楽的内容はかなりシンフォニック&エレクトロニックでプログレ的。特にモスクワ・オリンピックのテーマにも使われた本作はずばりロシアン・シンフォ最高峰!
カンタベリー・ファンは必聴!EGGやNATIONAL HEALTH影響下の英新鋭インスト・ジャズ・ロック20年デビュー作、セオ・トラヴィスがゲスト参加!
2,990円(税込3,289円)
レビューは登録ユーザーのみ記入できます。
1980年モスクワオリンピック公式スコア(4 拍手)
waterbearerさん レビューをすべて見る
冷戦期の1980年。日本はじめ西側諸国が参加ボイコットしたモスクワオリンピックの公式スコア、と言ってよいアルバム「Ode To The Bearer of Good News」のCD化再発盤。実際に音楽が使用されている映像があったのでリンクを貼っておく。20分以降に本作からの音楽が使用されている。
https://www.youtube.com/watch?v=x5CWzfW7ank
アルバムのほうは、彼のシンセサイザーが壮大に響き渡り、Boomerang Groupというバンド(?)がロックなリズムを刻む。ロシア語Voが入る曲もあるが歌唱スタイルは完全にクラシックだ。特にM2の躍動感は本作のハイライト。混声コーラスが入る曲も見事。シンセサイザーを基調にロック風あり、交響楽あり、といった感じだ。シンセサイザーの音作りも鋭角な音が多いのが特徴だ。