WIS1030(WORLD IN SOUND)
デジパック仕様、ボーナス・トラック2曲。
ムーディーブルースが好き?ドアーズも好き?そんな貴方の欲望を充たす作品がコチラ。
オハイオ産サイケ・バンド、73年作2nd。1stと同様、本作もテストプレスのみに終わったという幻の作品。時は73年、オハイオを拠点にする彼らの元へも英国発のプログレッシヴな新しい波が届いたようで、本作はその影響が十二分に発露したアフター・サイケ感に充ちたサウンド。MOODY BLUES〜初期KING CRIMSONに通じるようなムーディーで哀愁溢れる佳曲がこれでもかと詰まっています!前作までのハモンドは控えめに微かにメロトロンの音色も。全編通して、なんとなく“迷い”を感じるキーボードの音色が愛らしくもあります。それでも忘れるなかれ、ハードに切り込むファズが本作の肝のひとつです。
DAVID HABECK/CIRCLE MEETS ITSELF EACH TIME AROUND
81年作とは思えない70年代初期のプライヴェートプレス盤のようなドリーミーかつ牧歌的な米フォーク/SSW逸品
1,390円(税込1,529円)
『カケレコのロック探求日誌』一週間一気読み!〜「ドアーズ『ハートに火をつけて』から出発するアングラ・オルガン・サイケ探求」〜
ドアーズ『ハートに火をつけて』を起点に、様々なアングラ・オルガン・サイケを聴いてまいります!
MEET THE SONGS 第60回 DRAGONWYCKの『DRAGONWYCK』
オルガンとファズ・ギターが渦巻くオハイオ産ヘヴィ・オルガン・サイケ、DRAGONWYCK の『DRAGONWYCK』をピックアップ!
ヘヴィなサイケだったり、ソフトでドリーミーなサイケだったり、ガレージ系だったり、ほんのりサイケなルーツ・ロックだったり、あとアウトサイダーだったり、エクスペリメンタルでぶっ飛んだサイケだったり、無謀にもサイケを12の小カテゴリに分類!
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くの一忍法「乳時雨」(ちちしぐれ)のようなメロトロン(1 拍手)
ぶっこみハム太郎さん レビューをすべて見る
とんでもありません。「微かに」どころか、くの一忍法帖並みに節操がないメロトロンを伴って泣きのギターが攻め寄せてくるという前作とは打って変わって、グッとアダルティーに迫りくる超ド級シンフォニックです。メロトロンを手に入れて最初にやることがクリムゾンではなくムーディーブルースというところに、このバンドのアツいベイ魂を感じます。YOU TUBEでバンド名とFOREVERを入力すると試聴できます。忍者とムーディーブルースが好きな人なら確実に失神します。