REP4889(REPERTOIRE) 【2000年発売CD】
ボーナス・トラック5曲。
ギター名手ハーヴェイ・マンデルが初参加した8thアルバム!気だるくも熱気みなぎる本格派ブルース・ロックが炸裂!
BIG BROTHER & THE HOLDING COMPANY/CHEAP THRILLS
ジャニスの存在を全世界に知らしめた、68年発表のロック史上に残る傑作!
1,290円(税込1,419円)
FLIED EGG/DR.SIEGEL'S FRIED EGG SHOOTING MACHINE
成毛滋、つのだひろ、高中正義によるトリオ・グループ、72年デビュー作
1,590円(税込1,749円)
JIMI HENDRIX/PEOPLE HELL AND ANGELS
ビリー・コックス&バディ・マイルスとの演奏を中心とした68〜69年録音のレアトラック集、スティーヴン・スティルス、ラリー・リー、ミッチ・ミッチェル参加
792円(税込871円)
無限のロマン広がる「宇宙服ジャケ」をカケレコ棚からピックアップ☆
今回は「宇宙服ジャケ」に注目して、カケレコ棚よりアルバムをピックアップ!
「カケレコ・スタッフが選ぶウッドストック・フェスティバルのベストアクト」〜『カケレコのロック探求日誌』一週間一気読み!〜
スタッフが、ウッドストック・フェスティバルでのベストアクトを選びました。
「宇宙飛行士ジャケ」〜『カケレコのロック探求日誌』一週間一気読み!〜
7月20日は、人類史上初となった1969年の月面着陸からちょうど50年という記念すべき日だとか。それにちなんで、今週は「宇宙飛行士ジャケ」というテーマでFacebookに投稿してまいりました。
1969年8月15日に開催された、ウッドストック・フェスティバルの特集です。
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ヒートの反骨精神(2 拍手)
たすけさん レビューをすべて見る
ブルースの豊かな滋養とロックンロールの重量感にあふれる作品です。この後に(ジョン・リー・フッカーとの共演をはさんで)アル・ウィルスンが他界。ハーヴィー・マンデルが参加した盤であることで、バンドのキャリアの中でも特別な位置にあるように思います。シングルになった「Sugar Bee」。けたたましいブルース・ハープでいきなり引き込まれます。「That's All Right, Mama」では、マンデルの自由なギターとアル・ウィルスンのギターの掛け合いがひとつの聞きもの。マンデルの演奏は、前任ヘンリー・ヴェスティンの演奏にわざと似せているようです。「Let's Work Together」も、歪んだファズ・ギターが非常にカッコいいです。リズム・セクションも重いです。やはり作品中の聞きものは「So Sad」。前のめりのリズム(特にベース)に、ボブ・ハイトのダミ声、重く歪んだギターが素晴らしいです。
Future Bluesとは、未来のブルースというより、月に到達する時代にも変わらないブルースを続けてやるぜ、という皮肉っぽい声明なのかと思っています。星条旗が逆さに立てられている、反戦の意味もあります。意図的かどうかわかりませんが、ブルーズの典型曲を並べているような印象を受けます。聞けば聞くほど味の出てくる一枚です。