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1. ティル・ヴィクトリー |
2. スペース・モンキー |
3. ビコーズ・ザ・ナイト |
4. ゴースト・ダンス |
5. ベイブローグ |
6. ロックン・ロール・ニガー |
7. プリヴィレッジ |
8. ウィ・スリー |
9. 25階 |
10. ハイ・オン・リベリオン |
11. イースター |
12. ゴッドスピード |
「音楽歳時記」第ニ回: 3月 イースターとリンジー・ディ・ポール? 文・深民淳
深民淳によるコラム「音楽歳時記」。季節の移り変わりに合わせて作品をセレクト。毎月更新です。
芸術家や作家が集まる最先端文化の発信地ニューヨークで誕生したNYパンクのルーツとその魅力に迫る「NYパンク・ロック特集」
芸術家や作家が集まる最先端文化の発信地ニューヨークで誕生したNYパンクのルーツとその魅力に迫る「NYパンク・ロック特集」
帯【有】 解説【有】
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ 若干黄ばみあり
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NYの呪いと怨嗟と宣戦布告(3 拍手)
たすけさん レビューをすべて見る
なぜなんですかね。パンクというムーブメントにわたしは乗り遅れました。NYでもロンドンでも。やっぱりプログレに足突っ込んでいる(当時イタリアとかフランスとか入れ込んでいました。)と他のジャンルへの対応力が落ちるようです。悔しいのが、後追いで聴いて音楽の凄さを知った時です。
ブルー・オイスター・カルトを聴いていると、ときどき登場するおっかないおばさん、というわたしのイメージを払拭した名作。やはりこれだけは所持していなくてはいけない、という気持ちにさせます。彼女の場合、言葉の力は圧倒的なのだと思いますけれど、やっぱり極東のユーザーにそれは判りにくい。彼女も音楽そのものを充実させなきゃ、という思いがあったのでしょう。書いておくべきなのはバックの演奏が充実していることです。バンドサウンドに合わせて彼女の歌い方もとても自然体でロックしています。カバーアートの猥褻までいかない趣味の良いエロさもよいです。
ポップではあるけれど、ニューヨークのひりひりした空気が伝わってきます。「ビコーズ・ザ・ナイト」のドラマチックには高揚します。「イースター」の重苦しさは圧倒的。パティ・スミスがメロディを外れて語り始めると、ジム・モリスンに匹敵する恐怖感があります。2023.11.12