イリノイ州出身のトム・ケリーとデニー・ヘンソンを中心とするウェストコースト・ロック・グループ。同郷イリノイ出身で、イーグルスやスティーリー・ダンやジャクソン・ブラウンを手がけるなど活躍していた敏腕マネージャー、アーヴィン・エイゾフの誘いでLAに進出。76年のデビュー作に続き、77年にリリースされた2ndアルバム。フリートウッド・マックなどで成功したキース・オルセンをプロデューサーに起用し、デヴィッド・フォスター、アンドリュー・ゴールドの他、後にTOTOを結成するジェフ・ポーカロ(dr)やデヴィッド・ペイチ(key)など名うてのセッション・ミュージシャン達が参加。カントリー・ロックの1stと比べてグッと洗練され、AOR寄りのクリアなウェストコースト・ロックに仕上がっています。煌びやかなキーボード、軽やかに飛翔するホーン・セクションをバックに従え、流れるように美しいメロディは磨きがかかっている印象。変わらぬスカッと気持ちの良いヴォーカル&ハーモニーと明暗くっきりのフックに富んだメロディに胸を鷲づかみにされます。なお、メイン・ソングライターのトム・ケリーは、後にマドンナに「Like A Virgin」を提供するなどソングライターとして大成します。1st、2ndともにこれぞウェストコースト・ロック!と言える良質なメロディの宝庫!名作です。
AORクラシックス「リヴィン・イット・アップ」収録の82年名盤、S.ルカサー/J.ポーカロ/S.ガッド/D.サンボーンら参加
1,490円(税込1,639円)
FOOLS GOLD『FOOLS GOLD』『MR.LUCKY』~ MEET THE SONGS 第125回
米ウェストコースト・ロックの名グループ、FOOLS GOLDをピックアップ!イーグルス、ボズ・スキャッグスのファンは必聴!
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