F2G10/13K1A(FREEDOM TO GLIDE) 【2013年発売CD】
デジパック仕様。
フロイド・トリビュート・バンドとして活動していた2人による英プログレ・ユニット13年デビュー作!これが蘇る70\'sピンク・フロイドと言うべき驚異の再現度/完成度を誇る傑作なんです!
イギリスの新鋭プログレ・グループ、13年デビュー作。元はフロイド・トリビュート・バンドとして活動していた2人によるユニット。冒頭からRICHARD WRIGHTそのものと言うべき陰鬱なシンセがうっすらとたなびき、フロイドの名曲「CRAZY DIAMOND」を思わせるメランコリックで深遠な音世界が広がっていきます。そう思っていると、次の瞬間切れ込んでくるギターがまたギルモア本人かと思うようなトーンとタッチでエモーショナルな演奏を聴かせるからさらに驚き!フロイドタイプの新鋭数あれど、往年のフロイドのトーンをここまで再現したバンドはそうはいないはず。そのフロイド直系のサウンドに、プログラミングや重厚なヴァイオリン、荘厳なヴォカリーズ、各種SEなどが絡み、暗鬱ながらも奥行きを感じさせる独自のサウンドを作り上げていきます。静謐なピアノやクリーントーンのギターの音色がもたらす、同じくフロイド系統のバンドPORCUPINE TREEにも通じる透明感も印象的。低めのトーンの落ち着きのあるヴォーカルもサウンドに絶妙にマッチしています。これはまさに現代に蘇ったピンク・フロイドと言いたい完成度を持つ一枚!傑作です。
TEDESCHI TRUCKS BAND/LET ME GET BY
米ブルース・ギタリスト夫婦、デレク・トラックスとスーザン・テデスキを中心とするグループ、16年作
1,110円(税込1,221円)
EL&P、バンコ、イル・バレット・ディ・ブロンゾに影響を受けたイタリアのキーボード・トリオ、2013年作4th、メロトロンやムーグが狂おしく鳴り響くヘヴィ・シンフォ快作
1,856円(税込2,042円)
AUTUMN CHORUS/VILLAGE OF THE VALE
英国新鋭プログレ・バンド、2012年デビュー作 、 信じられないほどに繊細に紡がれる、牧歌的でいて崇高な圧巻の名作!
2,590円(税込2,849円)
【ユーロロック周遊日記】これぞ蘇る70'sピンク・フロイド!英国の新鋭プログレユニットFREEDOM TO GLIDEの13年作『RAIN』
毎回ユーロロックの名盤をピックアップしてご紹介する「ユーロロック周遊日記」。本日は番外編として、英国の新鋭グループFREEDOM TO GLIDEの13年作『RAIN』をピックアップ☆
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ 軽微なスレあり
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ピンク・フロイド直系バンドのデビュー・アルバム(1 拍手)
yes_90125さん レビューをすべて見る
「Shine On You Crazy Diamond」を想起させるタイトル曲「RAIN(Part1)」から始まるピンク・フロイド直系バンドのデビュー・アルバム。
それもそのはずで、ピンク・フロイドのトリビュート・バンド「DARK SIDE OF THE WALL」として活動していたメンバーが結成したバンドなのである。
トリビュート・バンドを名乗るだけあって、さすがにギターの音色や、幻想的に入ってくるキーボード、コーラスの感じなども雰囲気は出ているが、ヴォーカルはウォーターズでも、ギルモアでもない。
曲長は、全体的に短め(2〜5分くらいの曲が中心)ながら、タイトル曲「Rain(Part1〜Part4)」を軸に統一感があるのであまり気にならない。
マルチミュージシャンがバンド・スタイルで創り上げたアルバムということもあり、若干音の厚みは欠けるが、本家が新作を発表する可能性が潰えた今、フロイドの音を引き継いでくれるバンドが登場してくれたことは、ファンとしてはとてもうれしい。