L.A.の凄腕音楽家集団“WRECKING CREW”に在籍していた音楽家、Robert J.Ottによるソロ・プロジェクト。本作は69年デビュー作。かのCurt Boettcherとも仕事をこなしてきたという名うてのサイケ職人らしく、楽曲はさすがの完成度で全て氏のペンによるもの。同郷L.A.のヘヴィ・サイケ・トリオ、GOLDENRODをバックに従えたブルース・フィーリングの男臭いギターが際立ったサウンドをベースに、氏の儚さを秘めた甘いヴォーカル、そしてさすがのソング・ライティング&アレンジ能力が遺憾なく発揮された好盤です。幅広くサイケ・ファンにオススメしたい作品です。
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