ROGER CHAPMANのアクの強いヴォーカル、骨太なアンサンブル、英国的な薫りを放つ好バンド、8枚目となる73年発表のラストアルバム
1,190円(税込1,309円)
NICKY HOPKINS/TIN MAN WAS A DREAMER
60-70年代の数々のロック名盤を彩った名セッション・ピアニスト、センシティヴな感性が光る愛すべき73年1stソロ!
1,090円(税込1,199円)
「音楽歳時記」 第百回 妙な記念日だよ全員集合! 文・深民淳
季節の移り変わりに合わせて作品をセレクトしてきた、音楽ライター/ディレクター深民淳によるコラム「音楽歳時記」。第100回目となる今回が最終回となります。どうぞお楽しみください。
BADFINGERから出発する、英パワー・ポップ・セレクション
英国の様々なパワー・ポップの作品をピックアップしてまいります!
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
GLAMCD105(7T'S)
英国出身のグラム・ロック/ハード・ポップ・バンド、SWEETの後期三作品がデジタル・リマスターで復活!ボーナストラック3曲含む、全12曲
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
帯【有】 解説【有】
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ 若干折れあり
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派手なステイタス・クオー(2 拍手)
たすけさん レビューをすべて見る
このレコードがわが国で出た時には「フォックス・オン・ザ・ラン」が大ヒット中で、当然のように入っていました。…が、邪道でありまして、このレコードから出たシングルは「アクション」です。機関銃のようなビートに乗っていたかと思うと、ア〜クショ〜ア〜クショ、とレコードの回転が落ちていくSEが大変気に入りました。レパトワ盤にはちゃんと「フォックス・オン・ザ・ラン」が、ボーナス・トラックで入っています。
スイートと言えば、金切り声に近いコーラスに、薪割のような脅迫的なビート。それをノコギリのようなギターと、ファンファンとしたシンセサイザーが彩ります。特にこの盤は、ミック・タッカーのドラミングがリードする曲が多く、ディープ・パープルを研究した成果が出ています。わたしは何よりも「ヒーラー」が大好きであります。何がバブルガム・ポップじゃ。寝ぼけてんじゃねーぞ、というヘビー曲であります。たしかこの盤は、彼ら自身がプロデュースしていて、チャプマン=チンと決別した記念作でもあります。
改めて思うのが彼らの息の長さ。正確には幽霊が生きているような「フォックス・オン・ザ・ラン」という曲の人気なのであります。この1曲を演奏していれば、食うに困らないわけです。それにどんな編集盤を買っても入っています。彼らもこの殻を破りたかったようで、アンディ・スコットなどはイメージから離れようと努力しています。でも結局ライブではアンコールで「フォックス」をやってしまうのだ。