プログレッシヴ・ロックの中古CD豊富!プログレ、世界のニッチ&ディープな60s/70sロック専門ネットCDショップ!

13時まで当日発送(土・日・祝は翌日)、6,000円(税抜)以上送料無料

GLENCOE

GLENCOE

BIGPINK275(BIG PINK

紙ジャケット仕様。

評価:40 2件のレビュー

HIGHWAYあたりの「アメリカなイギリス」が好きなら、この作品にも胸が熱くなることでしょう。枯れた色合いのジャケの通りのいぶし銀ブリティッシュ・スワンプ。

GREATEST SHOW ON EARTHやSKIP BIFFERTYの元メンバーが結成したブリティッシュ・スワンプ・グループ、いぶし銀の72年デビュー作

元SKIP BIFFERTY〜ARCで後にニック・ロウの作品にも参加するなど活躍するギタリストJohn Turnbull、元GREATEST SHOW ON EARTHのベースNorman Watt-Roy、元FIVE DAY RAINのKey奏者Graham Maitland、後にロジャー・ダルトリーのソロ作をサポートするドラムSteart Francisによって結成された英ロック・グループ。72年のデビュー作。3人がヴォーカルを取れるのが強みで、厚みのあるダブル・ヴォーカルや豊かな三声ハーモニーが印象的ですが、カントリー・フレイヴァーはあまりなく、英国臭たっぷりなのが特筆。切なく哀愁いっぱいのメロディも素晴らしいですし、タイト&エネルギッシュなリズム隊、陰影ある艶やかなフレーズから軽やかな早弾きまで存在感あるピアノ、スワンピーなリリシズムがグッとくるギターも地味ながら芳醇な味わい。HIGHWAYあたりの「アメリカなイギリス」が好きなら、この作品にも胸が熱くなることでしょう。枯れた色合いのジャケの通りのいぶし銀ブリティッシュ・スワンプ。良い作品です。ジャケットはヒプノシス。

他のお客様はこんな商品も一緒に買っています

KGB / KGB の商品詳細へ

KGB/KGB

マイク・ブルームフィールドやカーマイン・アピスらによるスーパーグループ、76年作!

1,990円(税込2,189円)

BAND OF HEATHENS / TOP HAT CROWN AND THE CLAPMASTER'S SON の商品詳細へ

BAND OF HEATHENS/TOP HAT CROWN AND THE CLAPMASTER'S SON

テキサスはオースティン出身の5人組フォーク・ロック・バンド、11年作

790円(税込869円)

BUON VECCHIO CHARLIE / BUON VECCHIO CHARLIE の商品詳細へ

BUON VECCHIO CHARLIE/BUON VECCHIO CHARLIE

PFMもBANCOも登場していない伊プログレ黎明期の71年に製作されながらお蔵入りとなった作品、ずばり傑作!

2,490円(税込2,739円)

ROLLING STONES / BLACK AND BLUE の商品詳細へ

ROLLING STONES/BLACK AND BLUE

ロン・ウッドの初参加作となった76年作

490円(税込539円)

YouTube動画

試聴 Click!

テーマでカケハす。

英スワンプ・ロック選 〜 米ルーツ・ミュージックの芳醇さ meets 英国叙情

まとめて試聴する

関連Webマガジン記事

  • 大英帝国ニッチ・ポップ特集!

    大英帝国ニッチ・ポップ特集!

    キャッチーなメロディが詰っているのに、レコード屋では長らく床置きの100円コーナーで憂き目に会い続けた愛すべき作品達をピックアップ!

  • ニッチなブリティッシュ・スワンプ・ロック特集!

    ニッチなブリティッシュ・スワンプ・ロック特集!

    デレク&ザ・ドミノス『レイラ』やジョージ・ハリスン『オールシングス・マスト・パス』など、華々しいトップ・アーティスト達による英スワンプ名作の裏に、マイナーながら、米ルーツ・ミュージックのコクと英国的な叙情性や牧歌性が絶妙にブレンドされた愛すべき作品が数多くリリースされています。そんな愛すべきニッチなブリティッシュ・スワンプ作品をピックアップいたしました。

レビューの投稿

レビューは登録ユーザーのみ記入できます。

新規登録 ログイン

レビュー一覧

評価:4 隠れた秀作です(4 拍手)

tsさん レビューをすべて見る

スコットランドの名勝をバンド名/アルバムタイトルに冠した1枚目。元々3人のScots:ミック・トラヴィス、スチュアート・フランシス、グレアム・メイトランドと、ボンベイ生まれ(!)のベーシスト、ノーマン・ウォット・ロイとの4人で結成されたそうですが、フォーク志向のギタリスト、トラヴィスが抜けてよりへヴィな音楽を目指したアルバムがこれ。替わりに入ったジョン・ターンブルとウォット・ロイは今ではよく知られた名前ですが、残る二人もなかなかの経歴の持ち主。メイトランドはホプスコッチ〜後期フラーダリーズ〜ファイヴ・デイ・レイン(アルバム有り)〜スタッド・パンプを経てカントリーロックのフォロー・ザ・バファローに在籍。トラヴィスもホプスコッチ〜フォエヴァー・モア(これもgood Scottishバンド。乞う!正式CD化)を経てグレンコー結成に加わっています。曲は若干のカントリー風味やスコットランド叙情漂うメイトランドの作品とリフで迫るターンブル作のハードなナンバー等が混在していますが、安定したへヴィなリズム隊が一貫してブリティッシュ然とした陰影を与えていて非常によろしい。録音・ミックスを手掛けたエンジニアのキース・ハーウッド(Zepp、ファジー・ダック等)、彼も良い仕事してます。
バンドはウィシュボーン・アッシュやパープルの前座で二度の米国ツアーを経験しているそうで、ベン・シドランのプロデュースによる2枚目のアルバムがあります。本作に比べるとこちらの評判は若干落ちるみたいですが、ファンとしてはこちらもCD化して欲しいです。74年のバンド解散後のメイトランドは旧友のブリン・ハワースのアルバムやW.アッシュのツアーメンバーに参加したりしていた様ですが、渡米後の動きは不明(97年没)。フランシスもクリス・スペディングのバンド、シャークス〜ロジャー・ダルトリー(アルバム有り)以降、名前が聞かれないのが残念。今でもバリバリのノーマン・ウォット・ロイは最近待望のソロ作を出しました(◎)。
ちなみにBigPinkのタタキにはB.シュウォーツやゴスペル・オウクの名前が引き合いに出されてますが、どちらかというと先に出たコウスト・ロード・ドライヴのスコットランド版とか腰のすわったビザンティアムといった印象の作品です。

※超ミニトリヴィア:メイトランドの奥さん(リン・メイトランド)もシンガーで、ボウイーやレッチリ(!)と仕事しているそうです。

ナイスレビューですね!

評価:4 ヒプノシス・ジャケですからね。(4 拍手)

らじおすたーの喜劇さん レビューをすべて見る

これまた、なんというマイナーな!、Greatest Show On Earth、Skip Bifferty、Five Day Rainとかの絡みとあってヒプノシス・ジャケで有名なんだから、もうしょうがない。
どっかで聴いたことある感じです。あくまでも聴いた印象ですが一作のみで埋没しちゃったようなバンド、例えばファンタジーとか。
BigPinkさんにはこの勢いでヒプノシス包帯男ジャケのBETHNALあたりもひとつなんとかお願いしたいものです。

ナイスレビューですね!