キーボードとギターを操るマルチ・インストゥルメンタル奏者でコンポーザーのSerge Barbaro率いるフランスのグループ。01年のデビュー作。幾重にも重なりながら幻想的にたなびくシンセ。そして、繊細なタッチのリリカルなアルペジオ、キャメルやジェネシスに通じる泣きのリードともに魅力的なギター。これぞネオ・プログレ、と言えるしっとりと美しいアンサンブルが特筆です。英詩によるフックに富んだメランコリックなメロディ、マイルドで伸びやかなハイ・トーンの歌声でメロディを聴き手にスッと届けるヴォーカルも魅力的。メロディアスなシンフォニック・ロック、プログレ・ハードのファンは気に入るでしょう。
KLOTET/DET HAR ALDRIG HANT OCH KOMMER ALDRIG HANDA IGEN
スウェーデン、往年のグループの遺伝子を受け継いだ哀愁溢れるサイケ/アヴァンギャルド・ロック、10年作
890円(税込979円)
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