ウクライナの新鋭シンフォ・バンド、13年作。温かなトーンのギターが響くポストロック的な音空間を叙情的なヴァイオリンが舞う序盤から、壁のようにそそり立つ重厚なギターとセンチメンタルな叙情を描くヴァイオリンが渾然一体となるドラマティックなシンフォニック・ロックへと徐々に熱量を帯びていく素晴らしいアンサンブルを聴かせます。一音一音は冷たい感触を持っていながら、それらが有機的に結びつき熱い叙情を放つところは、いかにも東欧/ロシア周辺のバンドらしい特徴。技巧的で派手なパートこそないものの、ゆったりとした音の流れがすこしづつ高みへと上り詰めていくような演奏が実に魅力的な作品です。
ENIDに在籍したキーボーディストWilliam Gilmourとベーシスト/ギタリストMartin Russellによるグループ、ENIDファンならきっと楽しめる秀逸なクラシカル・ロック、84年作!
695円(税込765円)
AUTUMN CHORUS/VILLAGE OF THE VALE
英国新鋭プログレ・バンド、2012年デビュー作 、 信じられないほどに繊細に紡がれる、牧歌的でいて崇高な圧巻の名作!
2,590円(税込2,849円)
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