ボーナス・トラック1曲、定価2500。
アヴァンギャルドな音塊と言えた従来から音楽的な進化を見せた3rd。かつてなく明確に提示されたメロディをアコギ、打楽器、フルートらが彩るサイケ・フォークで、頼りなげにゆらゆら木霊するバンド演奏には聴く者を惹き付けるある種の中毒性が宿っています。
Rayner BauerとUlrich Leopoldを中心にポリティカルなコミューンにて結成され、音楽的には素人な集団であったにもかかわらずシーンに大きな影響を与えたグループの71年3rd。アヴァンギャルド・ロックの塊のようなデビューから進化し音楽的にまとめられた本作は、アコースティック・ギターとパーカッション、そしてフルートが彩るサイケデリックなジャーマン・フォーク作となっており、明確に提示されたメロディー、頼りなげにゆらゆらと木霊するバンド・アンサンブルの酩酊感が魅力的な作品です。デビュー作と比較すると、いかに音楽的に進歩しているかを如実に感じることが出来るでしょう。
アモン・デュール『楽園へ向かうデュール』から、世界のまどろみサイケ・フォークを探求!
英米ヨーロッパ南米から「まどろみサイケ・フォーク」を探求!
帯【有】 解説【有】
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ 紙ジャケにスレあり
政治的コミューンから誕生したクラウトロックを象徴するバンドの出発点。終始にわたって異様なテンションで繰り広げられる、粗野でプリミティブなサイケデリック・ミュージックが衝撃的。音楽的には素人であった彼らが、自らの内にある前衛性・芸術性だけを頼りに作り上げた怪作です。
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