ECLEC2385(ESOTERIC)
ボーナス・トラックとしてライヴ音源3曲収録、デジタル・リマスター。
痛快なジャケはこれぞヒプノシス!シカゴ・ブルースを土台に、英国らしい哀愁やリリシズムを加えたスケールの大きなブリティッシュ・ロックを確立したいぶし銀の名作!
イギリスのブルース・ロック・バンド、ハーヴェスト・レーベルより71年にリリースされた4th。左右に分かれた二本のギターがゴリっとソリッドなトーンでシャープなリフを応酬し、オブリガードやソロパートでは、ブルージーかつエッジの立ったリードが炸裂。リードギターにユニゾンでハミングを合わせるヴォーカルに痺れます。タイトかつリスナーの腰を揺らすグルーヴィーなリズム隊もカッコ良し。英国的な陰影を持ったヴォーカルと豊かなハーモニーもグッときます。シカゴ・ブルースを土台に、英国らしい哀愁やリリシズムを加えたスケールの大きなブリティッシュ・ロックを展開しています。エネルギッシュなブラスに引きつられてアンサンブル全体が熱く疾走するBS&Tにも比肩するブラス・ロックや、濃密なロバート・ジョンソンのブルース・カバーなど、表現の幅広さも特筆。渋いグループですが、サウンドはかなりの本格派。ブルース・ロック、ブラス・ロックのファンは是非!
オリジナル・ルネッサンスのメンバーで結成されたグループ、幻の3作目、79年録音/90年リリース、キース・レルフ最期の録音「All The Falling Angels」収録
990円(税込1,089円)
再結成後の第2作となる73年リリース6th、米南部サウンドからの影響を取り込みながらも高度に完成されたブリティッシュ・ハード・ロックを聴かせる傑作
1,190円(税込1,309円)
「音楽歳時記」 第七十三回 3月9日 記念切手の日 文・深民淳
音楽ライター/ディレクター深民淳によるコラム「音楽歳時記」。季節の移り変わりに合わせて作品をセレクト。毎月更新です。
「アメリカ愛の強い英バンドランキング」〜『カケレコのロック探求日誌』一週間一気読み!〜
アメリカに憧れながらも、音にイギリスの哀愁が滲み出てしまう、そんな愛すべき作品をピックアップしてまいります。
本場アメリカ南部で生まれたブルースがイギリスに輸入されて誕生したブリティッシュ・ブルース・シーンを特集。アコースティック・ブルースから、エレクトリック化、さらに「ロック」と融合してブルース・ロック・ムーヴメントへと発展した激動の50年代〜60年代の流れを見ていくことにいたしましょう。
CLIMAX BLUES BAND特集!〜 「MEET THE SONGS」 第3回
「MEET THE SONGS」 第3回 CLIMAX BLUES BAND
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