オランダ出身の新鋭シンフォ・バンドによる09年作。美声女性ヴォーカルをフィーチャーした、ほの暗くメランコリックな質感を持つシンフォニック・ロック。このバンドの大きな特徴として女性ギタリストの存在があり、野太いサウンドでうねるようなプレイから幻想的なアルペジオ、ザクザクと刻まれるリフレインなど、エッジの立ったプレイと繊細なピッチ・コントロールを巧みに組み合わせた独特のギターワークを聴かせます。ピアノ、オルガン、シンセをここぞというタイミングに配するキーボードのセンスも聴きもの。これは現代ダッチ・プログレを牽引するだけのポテンシャルを示す好内容の一枚です。
現代の北欧プログレを代表するバンド、繊細さと攻撃性との対比の中でじっくりと世界観を広げていくドラマティックな楽曲構成が素晴らしい99年作3rd
1,690円(税込1,859円)
「THE WALL」トリビュート・アルバム、STEVE HOWE、RICK WAKEMAN、CHRIS SQUIRE、IAN ANDERSON、KEITH EMERSON、ADRIAN BELEW、GLENN HUGHESなど参加
800円(税込880円)
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