カナダはケベックを代表するグループCONVENTUMの作品に参加したVln奏者。79年作。1曲目のイントロから持っていかれます。生々しい音色の叙情溢れるヴァイオリンとそのバックで華麗に流れるクラシカルなピアノ。そして、壮大な混声コーラス。これはクラシック・ロックのファンは卒倒でしょう。繊細につま弾かれるリリカルなアコギ、格調高くも優美なフルートなども織り交ぜ、クラシックの優雅さ、チェンバー・ミュージックの格調高さ、トラッドの静謐さとが見事に交錯した圧倒的に雄弁なサウンドを聴かせています。名作です!
CONVENTUM/A L'AFFUT D'UN COMPLOT
カナダはケベック産のチェンバー・ロック・グループによる、品格あふれるトラッド要素を軸に展開する77年作!
1,520円(税込1,672円)
舩曳将仁の「世界のジャケ写から」 第十五回 Charles Kaczynski『LUMIERE DE LA NUIT』(カナダ)
コラム「そしてロックで泣け!」が好評だった音楽ライター舩曳将仁氏による、新連載コラム「世界のジャケ写から」。世界のプログレ作品より魅力的なジャケットを取り上げ、アーティストと作品、楽曲の魅力に迫ってまいります。
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