GEM86(FLAWED GEMS)
アルバム未収のシングルA/B面曲やUSバージョンなど4曲のボーナス・トラックを収録。
マイナーだけど、サバスやバッジーでお馴染みのロジャー・ベインがプロデュースした直球勝負の正当派英ハードで、鋭角かつコシのあるギターが炸裂っ!
英ハード・ロック・グループ、75年にPOLYDORよりリリースされたデビュー作。プロデュースは、サバスやバッジでお馴染みのロジャー・ベイン。中域寄りのコシのあるトーンで引きずるようなリフからジミー・ペイジばりのキャッチーなリフまで縦横無尽なギター、タメの効いたタイトなリズム隊、そしてハイ・トーンのシャウトがエネルギッシュなヴォーカル。小細工いっさいなしで、鋭角なフレージングでスピーディーに畳みかけるパートからタメの効いたヘヴィなパートまで緩急自在にビシっと決める正当派ハード・ロック。
マイナーだけどプロデュースは実はあの人、という作品を集めました!
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マイナーだけど、サバスやバッジーでお馴染みのロジャー・ベインがプロデュースした直球勝負の正当派英ハードで、鋭角かつコシのあるギターが炸裂っ!
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
マイナーだけど、サバスやバッジーでお馴染みのロジャー・ベインがプロデュースした直球勝負の正当派英ハードで、鋭角かつコシのあるギターが炸裂っ!
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鉛のような地べたを這いずるギターを聴くがいい(2 拍手)
たすけさん レビューをすべて見る
2曲目「バック・オフ・イビルズ」の3度ハモりギターリフを聴いた人は、「サバス。サバス。」と叫んでしまうに違いありません。地を這う暗黒ロックです。ボーカルのケニー・スチュワートの声は、ソウルフルなハイ・トーンで、マイク・ハリスンをほうふつとしてしまいます。(Reniaのボーカルもこの人)続く「サンシャイン・デイ」では、一転してバッド・カンパニーのような余裕あるブギをかまします。このレコード、75年ものなのに、どう聴いてもギターの録音は69年ぐらいにしか感じられません。ロジャー・ベインもこれでいいと思ったんでしょうか。おそらくロンドンでは、アナクロ、ださださと言われたことと思います。垢抜けているところは全然ないです。
残念なことに曲があまり上手くなくて、この2曲の緊張感が最後まで続きません。彼らはメイン・アクトとなることなく、バッジーやアージェントのサポートとして経歴を終えたと記録にあります。でも3枚もアルバムを残していますから、B級バンドとしては成功を収めた部類でしょう。
なぜにじじいになってもヘビーロックを聴き続けるか、です。これはティーンエイジの頃お金がなくて聴きたくても色んなバンドを聴けなかったことに由来する、と自己分析しています。また、輸入盤店でも出会えなかった珍妙なバンドがどんどんCD化していてこの世の幸せを感じます。2021.12.02