イタリアのプログレ・バンドFIABAによる12年作。タイトなドラムスとザクザクとリフを刻む重いギターワークによるプログレ・メタル的なアンサンブルに、ゴシックな格調を漂わせるイタリア語ヴォーカルが乗るヘヴィー・プログレ。アコギの爪弾きをバックにヴォーカルがエモーショナルな歌唱を聴かせるシーンには、これでもかとイタリアンな空気が充満します。重くダークな世界観ですが時々入ってくる流麗なギターが一際美しく聴こえます。ヘヴィーにのたうつメタリックな演奏と、物悲しいアコースティックな音色、そしてこれぞイタリアと言うべき濃厚過ぎるヴォーカルが見事なまでに調和した一枚。これはなかなか凄いです。
LON & DERREK VAN EATON/BROTHER
米国の兄弟デュオがアップルから72年にリリースした唯一作、ジョージがプロデュースした楽曲収録、アルバムのプロデュースはクラウス・フォアマン
1,990円(税込2,189円)
元NUOVA IDEAのMarco Zoccheddu(vo/g)、IL VOLOへ加入するBob Callero(b)、I DIK DIKへ加入するNunzio Cucciolo Favia(dr)らによるグループ、72年唯一作
2,690円(税込2,959円)
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