WILLIAMGRAY(WILLIAM GRAY)
静動の振幅激しいハイテンションのシンフォニック・ロックとバンドネオンの音色が哀愁を誘う本格派タンゴ・アンサンブルの邂逅。このアルゼンチン新鋭、ちょっとすごいかも!?
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アルゼンチン産シンフォ12年作。開始直後から息を呑むほどに流麗なオーケストレーションを聴かせたかと思うと、次の瞬間には目いっぱいに歪んだギターが飛び込んできて、現代プログレらしいヘヴィーにうねる圧巻のシンフォニック・ロックが幕を開けます。ものすごいテンションで急上昇と急降下を繰り返すアンサンブルに軽くめまいが起きます。その分南米らしさは余り感じられないな、などと思っていると、次は南米らしいたおやかなアコギとピアノがヴォーカルを彩る珠玉のフォーク・ナンバー。この落差にものの見事にハートを鷲掴みにされてしまいます。とにかくこの熱量、落差の大きさは南米最高レベルと言い切ってしまいましょう。おまけに情感に満ちたメロディの豊かさ、アルゼンチンらしさが溢れ出すバンドネオンの音色も特筆で、もうどこにも文句の付け所がありません。現代南米シンフォニック・ロックの大傑作。これぞ南米プログレの醍醐味を余すことなく伝えてくれる作品と言うべき逸品です。
Bjorn J:son Lindh、Jan Schafferらスウェーデンの凄腕とQUATERMASSのJohn Gustavson&Peter Robinsonが結成したジャズ・ロック・バンド、テンションMAXで畳みかける痛快ジャズ・ロック74年唯一作!
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MEMORIANCE/L'ECUME DES JOURSE: D'APRES BORIS VIAN
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