OPIUM CARTELにもシンガーとして参加した、ノルウェー在住のミュージシャンによる12年作。静謐で神秘的な印象を与えるアコースティック・アンサンブルと、そこに寄り添うチェンバー・ロック調の管楽器、そしてRHYS MARSHによる底知れぬダークネスを孕んだ歌唱が、美しくも不穏なチェンバー・シンフォニック・ロックを織り上げていきます。北欧らしい澄みきった音使いが、かえって不穏さを増大させているように聴こえるのがまた面白いところ。重く鬱々とした展開の中にも、耳を惹く美しい音色やメロディーがたくさん詰まった高品質な一枚です。
キーフが手掛けたジャケットからもイメージされる黒魔術的世界観をバックに、重く引きずるようなブルース・ロックを展開する70年1st!
890円(税込979円)
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