「音楽歳時記」 第九十二回 9月3日はグミの日でした 文・深民淳
音楽ライター/ディレクター深民淳によるコラム「音楽歳時記」。季節の移り変わりに合わせて作品をセレクト。毎月更新です。
リトル・フィートから出発、絶妙な間が心地良いアメリカン・ルーツ・ロックをセレクト!
リトル・フィートから出発して、絶妙な間が心地良いアメリカン・ルーツ・ロックをセレクトしてまいります!
1月17日に誕生日を迎えたミック・テイラーに注目します!
「除湿アルバム」〜『カケレコのロック探求日誌』一週間一気読み!〜
雨季のジメっとした空気を吹き飛ばしてくれるような作品を取り上げてまいります。
「お野菜ジャケ」〜『カケレコのロック探求日誌』一週間一気読み!〜
トマト、にんじん、キャベツにタマネギ…野菜のジャケットをピックアップいたしました。
ブリティッシュ・ロック・リスナーにおくる「リトル・フィート食わず嫌いを克服する3枚3曲」をリスナー様より寄稿いただきました!
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ 香りあり
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ 若干カビあり
米ルーツ・ロックの祖、記念すべき71年デビュー作。Lowell Georgeが、Ry Cooderとボトルネック・ギターでやり合う、エネルギッシュなHowlin' Wolf原曲の「44Blues〜How Many More Years」名演は聴きどころ。
帯【有】 解説【有】
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ 帯中央部分に色褪せあり
帯【有】 解説【有】
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ 若干カビあり、帯裏面に若干破れあり
ゆるくも絶妙なリズム。これがくせになるんだなあ。ローウェル・ジョージのヴォーカルとスライドギターも米南部の泥臭さが滲んで味があるし、心地よすぎるグルーヴに満たされた傑作ですよね。
帯【有】 解説【有】
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ 帯中央部分に色褪せあり
ゆるくも絶妙なリズム。これがくせになるんだなあ。ローウェル・ジョージのヴォーカルとスライドギターも米南部の泥臭さが滲んで味があるし、心地よすぎるグルーヴに満たされた傑作ですよね。
WPCR18241
MQA-CD/UHQCD、アナログテープを基にした2019年192kHz/24bitデジタル・リマスターを176.4kHz/24bitに変換して収録、解説・歌詞・対訳付き仕様定価2800+税
帯【有】 解説【有】
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ ケースツメ跡あり、帯はテープでケースに貼ってあります
ゆるくも絶妙なリズム。これがくせになるんだなあ。ローウェル・ジョージのヴォーカルとスライドギターも米南部の泥臭さが滲んで味があるし、心地よすぎるグルーヴに満たされた傑作ですよね。
帯【無】 解説【有】
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ 帯無
帯【有】 解説【有】
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ ケースに小さい汚れあり
帯【無】 解説【有】
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ 帯無
帯【有】 解説【有】
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
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フィートが好きすぎて…(3 拍手)
たすけさん レビューをすべて見る
最近ピーター・バラカン氏の文庫「ラジオの向こう側で」を読みました。氏がイギリスから渡日するときに、スティーリー・ダンの最初の3枚とリトル・フィートの最初の3枚を大事に抱えてきた、とありまして、一気に親近感がわいたところです。原初的なカントリー・ミュージックがテーマだったデビュー盤と比べて、西海岸風の明るいコーラスはあるし、様々な実験はあるし、何より歪んだギターがあります。この盤の曲のほとんどがライブの定番曲になっている、フィートの名刺のようなアルバムです。ベスト盤を買うなら、この盤一枚を持っていたほうがかしこいと思います。
1.Easy To Slip は、インド風オルガンから一気に西海岸になり、ドゥービーのような歪んだギターが出てくる曲。あまりライブで演奏されないこともあり、最も「セイリン・シューズ」を象徴する曲だと思います。ずっと女声ボーカルをリンダ・ロンシュタットであると勝手に思っております。(が、誰もそんなことを言っていません。)2.Cold, Cold, Cold は爆裂パーカッションと、地べたを這いずるようなギター。4.Tripe Face Boogie は、フィートらしいドライブしまくるロックンロール。6.A Apolitical Blues は、とても実験的なスロー・ブルーズ。ここまでが旧A面で、これだけでお腹いっぱいになります。
「ディキシー・チキン」以降はフィートのスタイルも確立されて、それなりにソフィスティケイトされていきますが、このアルバムではまだ粗削りの原石の輝きがあります。彼らなりに売れ線を考えて様々なジャンルからアイデアを持ってきたのでしょうね。それが功を奏してとても独自性ある音になった。そして何より頬が緩んでくる楽しさがあります。