ECLEC2031(ESOTERIC) 【2008年発売CD】
ボーナス・トラック2曲。
透明感のある凛とした歌声は、録音時17才とは到底思えません。英フォークを代表する女性シンガー。さすが逸材だけに、ゲストも豪華!
ブリティッシュ・フォーク・シーンを代表するフィメール・シンガー。71年の1stアルバム。雰囲気のあるモノクロームのジャケット写真そのままに、しっとりとした叙情性と格調高さに溢れた傑作。弱冠17歳とは思えない奥行きのあるサウンドは圧巻です。FREEのメンバーやTerry Reid、John Martyn等がゲスト参加。
EAST OF EDEN/MERCATOR PROJECTED
THE WHO『WHO'S NEXT』への参加で知られるヴァイオリニストDave Arbus率いる英個性派グループ、オリエンタルで怪しげなエッセンスが匂い立つ69年デビュー作!
1,040円(税込1,144円)
72年発表、「英フォーク三種の神器」の一つ、ツイン・フィメール・ヴォーカルが美しいブリティッシュ・フォーク・ロックの傑作!
71年にライヴ会場を中心に50枚限定で配られたという正真正銘の激レア作品、ずばり英国フォーク3美神に引けを取らない逸材!
英国フォークの激レア・アイテムとして知られる71年作、瑞々しい女性ヴォーカルが魅力的!
凛とした男女ヴォーカルに艶やかなフィドルが絡む絶品英トラッド・フォーク、72年デビュー作
ex.FAIRPORT CONVENTION、ツェッペリン4th収録「限りなき戦い」への参加でも知られる女性シンガー、71年ソロ1st
こ、これは、英フォーク幻の名盤!72年にYORKから500枚のみで限定プレス・リリースされた唯一作!
「音楽歳時記」 第九十四回 11月23日 勤労感謝の日 文・深民淳
音楽ライター/ディレクター深民淳によるコラム「音楽歳時記」。季節の移り変わりに合わせて作品をセレクト。毎月更新です。
休日にのんびり聴きたい!リラックス出来る、癒しの女性ボーカル特集
休みの日にゆっくりお茶でも飲みながら聴きたい、リラックス出来る女性ボーカル作品をピックアップいたしました!
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みずみずしいセンスと渋さが調和(4 拍手)
たすけさん レビューをすべて見る
クレア・ハミルは70年代の英国女性ボーカリストの人気投票上位常連でした。この盤、圧倒的歌唱力に期待して聴くと肩透かしをくらいます。音程はところどころ不安定、声量もそこそこ。素晴らしいのはハミルのみずみずしいセンスと渋さが調和しているところです。
録音は彼女が17歳のとき。アイランド・レーベルとの契約はなんと16歳で、ハイスクールを退学して音楽生活を始めたとのことです。彼女の才能にほれ込んだのでしょう。ジョン・マーティン、テリー・リード、デイヴィッド・リンドレーというビッグネームがギターでサポートしています。6.When I Was A Childは、ハミルの見事な存在感とリンドレーの多重録音ギターが交差する佳曲です。ジョニ・ミッチェル曲の7.Urge For Goingには、テリー・リード、サイモン・カーク、山内テツ、ラビットが参加。よく17歳でこのメンバーと渡り合えたものです。10.Smile Your Blues Awayはリンドレーのフィドル、バンジョーが楽しいラグタイムです。
彼女の出身であるダーリングトンは鉄鋼製造で有名な町。列車の車輪に座っているカバーは、身近な風景で撮影されたものでしょう。新橋駅近くの復元ホームにはダーリングトン鉄鋼会社のレールが使われています。