00年代中期に結成された、フィンランド産シンフォニック・ロック、透明感と幻想性を併せ持つ耽美な10年作。たっぷりと楽曲を構成する涼しげなシンセ・サウンドと、まるでジャケットにあるような、宇宙から飛来した謎の物体(もしや宇宙船?)の物語を髣髴とさせるような、未知のスケール感に満ちた、スペーシーなアンビエント・サウンドを展開。数多のシンフォニック・ロックとも、ニューエイジ・ミュージックとも一線を画するその透徹としたサウンドは、初期のMike Oldfiedのような「音楽による物語性」を雄弁に語るかのような幻想的なサウンド・スケープを展開して行きます。Tom Newmanのような静逸とした音世界が好きな方にも非常にお薦めです。
「THE WALL」トリビュート・アルバム、STEVE HOWE、RICK WAKEMAN、CHRIS SQUIRE、IAN ANDERSON、KEITH EMERSON、ADRIAN BELEW、GLENN HUGHESなど参加
800円(税込880円)
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