CDP7975792(CAPITOL) 【91年発売CD】
デジタル・リマスター、ボーナス・トラック2曲。
悲運を辿ったバンドの代名詞と言える彼らですが、デビューからどこか言い知れない哀愁が漂っていましたよね。ポール提供のこの曲のポップさはある意味ミスマッチの妙?
BEATLESの弟分としてアップル・レコードよりデビューしたグループ。前身のIVEYS時代の楽曲を中心に、Paul McCartneyが提供した「Come And Get It」をフィーチャーした70年のデビュー作。ポールらしさ全開のノスタルジックなポップ・ナンバー「Come And Get It」をはじめ、元祖パワー・ポップと言えるエネルギッシュなナンバー、キャッチーなコーラスが魅力のポップなナンバーなど、ビートリッシュなメロディとセンチメンタリズムが胸を打つ佳曲がずらり。ジェントリーな雰囲気を醸し出すTony Viscontiのストリングス・アレンジもまた聴き所です。ビートルズの遺伝子を受け継ぐバンドの筆頭格!
「GET BACK」セッションが空中分解し、バラバラになってしまったビートルズ。「昔のように結束して作ろう」というポールの呼びかけに応じ、メンバーみんなが「ビートルズ最後」を意識しながら録音された悲壮感と感動が渦巻くラスト・レコーディング・アルバム
490円(税込539円)
アーティスト名と曲名を元に、CDデータベースから曲目を自動取得しています。ボーナス・トラックなどが反映されず、実際のCDとは曲目が異なる場合がございます。ご了承ください。
1. Come And Get It |
2. Crimson Ship |
3. Dear Angie |
4. Fisherman |
5. Midnight Sun |
6. Beautiful And Blue |
7. Rock Of All Ages |
8. Carry On Till Tomorrow |
9. I'm In Love |
10. Walk Out In The Rain |
11. Angelique |
12. Knocking Down Our Home |
13. Give It A Try |
14. Maybe Tomorrow |
15. Storm In A Teacup |
16. Arthur (Previously Unreleased) |
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英国が誇る名プロデューサー、トニー・ヴィスコンティ・ワークス!
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盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
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「カム・アンド・ゲット・イット」以外を聴いてくれ(3 拍手)
たすけさん レビューをすべて見る
いいか悪いかと聞かれたら、いいに決まっているさあ、と答えます。でもこのレコードを聴くたび、思うのは水星の悲しさなのです。わが星地球は、24時間で自転します。夏と冬はありますけど、半分が昼、半分が夜。ところが水星の自転周期は59日なのです。昼が30日近くも続くわけで、当然水分なんて存在できるわけがありません。どうしてそうなったかと言えば、太陽に近すぎるからですね。
映画「マジック・クリスチャン」は、60年代らしい英国コメディ。わたし見ていません。けれど、脚本のテリー・サザーンは、「博士の異常な愛情」「バーバレラ」なんかで旧知ですし、ピーター・セラーズとリンゴ・スターが出ていることで雰囲気も推測がつきます。「カム・アンド・ゲット・イット」は、映画の挿入歌以上の意味がありません。いい曲ではありますが、バッドフィンガーでなくてもよかった。この曲がファースト作の売りではなあ…。実際はジョーイ・モランドのロックンロール路線もありますし、ピート・ハムのメランコリーも魅力なんです。
ビートルズのイディオムを借りて成功したバンドはたくさんいます。ラズベリーズとかですね。バッドフィンガーの面々は、口が裂けてもビートルズの影響受けています、なんて言えなかったでしょう。このレコードを聴いていると、昼が30日続いているようで苦しいです。2023.11.08