HATFIELD & THE NORTH/ROTTERS' CLUB
Richard Sinclair/Dave Stewart/Phil Miller/Pip Pyleという鉄壁の布陣で録音された75年2nd、カンタベリー・ロックの最高峰に位置づけられる大傑作!
490円(税込539円)
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
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ベイビーズなんて、と思っていらっしゃるかたへ(0 拍手)
たすけさん レビューをすべて見る
わたしはイイ男に弱い。草刈正雄とか阿部寛とかです。今は菅田正輝に夢中で、彼の映画を心をときめかせながら観にいっている、というかなりヘンタイなじじいです。自分のこうした嗜好には以前から気づいていて、LGBTとかでなく、自分の中のアニマが反応しているのではないかと思っています。アニマについてはユング心理学に必ず出てくるので、興味をもったかたは調べてみてください。
さて、と。ベイビーズについては、70年代中期にエンジェルがこけたあと、シンコー・ミュージックが大プッシュしていたバンドです。今では知る人ぞ知るバンドになってしまっています。あまりにもルックスばかりが持ち上げられ、サウンド自体のことが論評されていませんでした。雑誌のグラビアでは出てくるのに、わが国でヒットを飛ばしたという記憶があまりありません。長髪でベルボトムという、パンク以降では時代遅れの面々ではありました。
わたしは彼らのCDを2000年に出た「アンソロジー」で聴くようになりました。ルックス抜きで大変好ましいと思うようになりました。ファースト、セカンドをカップリングしたこのCDは、アイドルだった彼らが実に渋い、いぶし銀のようなハードロックをやっていたことの証明です。手を抜いた楽曲はありません。時々バッド・カンパニーかと言うようなヘビーロックを聴けます。