ROCK024V2(VINTAGE)
ボーナス・トラック4曲。
イアン・ギランの代わりに、ザ・フーのヴォーカル、ロジャー・ダルトリーがもしディープ・パープルに入っていたら、こんな音だったかな!?
アメリカのハード・ロック・グループ。75年作。エッジの立ったスピード感いっぱいのリフ、タイム感抜群のスリリングなソロともに魅力的なギターを中心とするヌケが良くキャッチーなハード・ロック。The WhoのRoger Daltryを彷彿とさせるハイ・トーンのシャウト・ヴォーカルも印象的。フルートによる陰影に富んだパートを織り交ぜたり、巧みな多重コーラスを聴かせたり、ブリティッシュ・ロックからの影響も感じさせる起伏に富んだアンサンブルも秀逸。インパクトのあるジャケットのイメージ通りのパンチの効いたハード・ロックの好盤
Mike Patto&Ollie Halsallの強力タッグ再び!ひねくれブリティッシュ・ハードの名バンド、76年録音/79年リリース作、ビートルズ「Hey Bulldog」のカバー収録
990円(税込1,089円)
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文句なしに米ハードのスピード感満載(2 拍手)
たすけさん レビューをすべて見る
デビュー作です。ジャケットがこれではサイケかジャンクな音を想像してしまうではないですか。内容は歯切れのよいハードロックで、あなたが70年代ハード好きな人なら、「ご機嫌だぜ」と言ってしまうと思います。プロフィールを読むと、スティクス、カンザスと同時期にクラブ回りをやっていたそうで、確かにリフ、リズムは「ビシビシ」と決まります。。ボーカル(クラウス・マイネ・タイプ)とコーラスの切れ味は、スティクス以上でしょう。ギターは実に的確なリフとソロ。しかも、多彩な音。リズム・ギターのジャカジャカをバックに、トム・ショルツのようなリードが決まるところなど、うっとりです。けれど、産業ロックなどでは全然ありません。ベースにあるのは、ツェッペリン系統のリフ重視ヘビーロックなので安心してください。
グループは4人編成。75年から78年までの活動期間で、もう一枚発表しているようです。メンバーのルックスもそれなりに良いので、ジャケが失敗しなかったら…と思わずにいられません。やっぱりアメリカン・ハードは良いです。