88697145462(EPIC) 【2010年発売CD】
5枚組ボックス、各CDはペーパーケース仕様、リーフレット付仕様。
必聴60〜70年代のジャズ・フージョン作品−エンターテイメント情報サイトAbout.com選
海外サイトAbout.comが選んだ必聴60〜70年代のジャズ・フージョン作品をピックアップいたします。
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ カビあり
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グッバイ・ジェフ(4 拍手)
たすけさん レビューをすべて見る
ジェフ・ベックが亡くなりました。リーダー作のほか、多数の他アーティストの助っ人としても活躍した人でした。有名なのはスティービー・ワンダーとの親交でしょうが、スタンリー・クラークともバンドを組んでいた時期があります。スタンリー・クラークは、リターン・トゥ・フォーエバーから独立し、2作目「スタンリー・クラーク」で大ブレイクします。基本はジャズながら、電化したギターも大胆に取り入れたロック色も強いリーダー作で、いまだにたまに引っぱり出します。続くレコード「ジャーニー・トゥ・ラブ」が、ジャーニー・トゥ・ジェフと言いたいぐらいジェフを尊敬した内容で、ジェフ信者なら外せない内容です。
まず2曲目の「ジャーニー・トゥ・ラブ」で小手調べのようにジェフが登場します。続く曲のタイトルが「ハロー・ジェフ」ですよ。いきなりズジャーンと弾き降ろされるギターには魂を鷲掴みされます。ドラムズはレニー・ホワイト。ミュートしたベースとギターの速弾き合戦のあと、印象的なジェフのフレーズがやってきます。至福とはこのこと。あとはよだれを流しながら三人の超絶な演奏に見とれていればよいのです。カッコいい〜。
この曲があまりに印象的すぎるせいで、別の曲のマクラフリンもチック・コリアも影が薄い、という。知っていらっしゃるかたは、何をたすけは寝ぼけているんだ、とお思いでしょう。2023.01.18