WATERLOOやIRISH COFFEEなどと共に、70年代初期に活躍したベルギーのグループ。原盤はレアで数万円で取引される70年作。優美でポップなメロディ、叙情溢れるコーラス・ワークによる60年代的なパートと、CRESSIDAなどVERTIGO勢に通ずるオルガンやフルートをフィーチャーしたプログレッシヴなパートとが印象的なオルガン・ロック。レーベル解説には、初期JETHRO TULL、TRAFFIC、MOODY BLUES、CRESSIDAのファンにオススメ、と書いてありますが、確かにその通り。60年代サイケ・ポップの残り香と、ジャズ、クラシック、ハード・ロックのエッセンス。好作品です。
レスターシャー出身、男女3人ずつの6人組クリスチャン・フォーク・グループ、美しい歌声とハーモニーに心あらわれる76年の名作
2,190円(税込2,409円)
はらはらと枯れ葉舞うような、哀愁のハモンドを聴かせる作品を集めました。
くすんだトーンのオルガンが描く幻想的なオルガン・プログレを世界中から選りすぐってご紹介いたしましょう。
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軽快なアートロックの隠れた佳作(1 拍手)
けんたろうさん レビューをすべて見る
ユーライアヒープ的なベルギーのオルガン/ファズへヴィロックのジンギスカンに発展するバンドの唯一作です。あまり好意的なレヴューに出会ったことがなく購入をためらっていましたが、個人的にはかなり気に入りました。オルガンは霧のようにたなびきバックに徹しており、軽快なギターが活躍しています。初期TRAFFICからスワンプ風味を除いた感じです。録音が良いことで1970年の作品とは思えないほどの高音質です。