5231(JAMES & SMITH) 【2011年発売CD】
廃盤。
ジェフ・ベックやジョン・マクラフリンのファンにオススメのギタリストを紹介。マイナーと言っても、スティーリー・ダンの作品にも参加した、いぶし銀に光るセッション・ギタリストなのです。視聴どうぞ!
スティーリー・ダンの作品にも参加したセッション・ギタリスト。70年作のソロ。1曲目から、ジェフ・ベックやジョン・マクラフリンを彷彿とさせるゴツゴツと図太いトーンとジャジーでキレ味鋭いフレージングのリード・ギターが炸裂!地を這うようなブローを吹き付けるサックス、グルーヴィーなオルガンなど、バックのメンバーも熱演。アコースティックな楽曲も素晴らしく、柔らかなハイ・トーンのヴォーカル、流麗なメロディ、しなやかに舞うフルートは魅力いっぱい。ハードな曲、静かな曲ともに、派手さはないもののシャープに引き締めるリズム隊も特筆ものです。さすがに完璧主義者のドナルド・フェイゲンとウォルター・ベッカーが認めた才能。ギタリストとしてもヴォーカリストとしてもセンス溢れる、いぶし銀に光るミュージシャンによる逸品。
アコースティックなサウンドを基調としながら、ほんのりAOR/フュージョン・テイストが加味された作品をピックアップいたしました。
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知的でクール(2 拍手)
ニックのブギーさん レビューをすべて見る
さすが、スティーリー・ダンでギターを弾いていただけあって、知的かつクールなフレーズが心地よい作品となっています。AOR特有のキレイキレイした感じ、というよりもファズ・ギターが絡んだり一筋縄ではいかない展開に野心めいたものも汲み取れます。