PAVLOV'S DOG/AT THE SOUND OF THE BELL
米プログレの名バンド、76年作2nd、個性派ハイトーン・ヴォーカルを看板としたドラマティックな楽曲が魅力、Bill Bruford/Michael Brecker/Andy Mackayらが参加!
690円(税込759円)
アーティスト名と曲名を元に、CDデータベースから曲目を自動取得しています。ボーナス・トラックなどが反映されず、実際のCDとは曲目が異なる場合がございます。ご了承ください。
1. Gunsmoke |
2. Hearin' My Heart Talkin' |
3. So Afraid |
4. Holiday |
5. Hurry Sundown |
6. Cold And Lonesome |
7. Night Wines |
8. Heavenly Blues |
9. Man Of The Hour |
「音楽歳時記」 第六十四回 5月 そうだ、ハード・ロックを聴こう。 文・深民淳
音楽ライター/ディレクター深民淳によるコラム「音楽歳時記」。季節の移り変わりに合わせて作品をセレクト。毎月更新です。
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ 小さい破れあり、小さいカビあり、その他は状態良好です
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たすけさん レビューをすべて見る
コーラスを聴いていると、イーグルズと区別つかないほどなのがジ・アウトロウズ。わたしは勝手な思い込みで、無法者たちの武骨なロックンロールが出てこないので、長いこと食わず嫌いしていました。南部の音と言えば、ザ・バンドみたいな合わせているのかいないのか判らない和声だと思っていたんです。あるいは、グレッグ・オールマンみたいなダミ声とか…。この3作めは、ビル・シムジクをブレーンに迎え、まさに西海岸で制作された経緯があります。
シムジクの制作の特徴は、声と言わず楽器と言わず、眠った音を叩き起こして活性化してしまうことにあります。そう、ジョー・ウォルシュの音。ジ・アウトロウズの強みは、ギタリストが3人いて、ほぼ全部のメンバーが歌えるところにありますから、願ったり叶ったりの起用でした。新メンバーのベーシストがカントリーのテイストを得意としていることもあり、綺麗な和声と弦の音の素晴らしさがこのレコードでは聴けます。
そして決めの1曲は「ハリー・サンダウン」でしょう。なぜ日没で急がないといけないのか。わたしの考えでは、オオカミなんかの夜行性猛獣が現れるからです。暑い日中を避けて薄暮の早朝にイモ掘りしましたら、隣の草むらでキツネの親子が寝ていたことがあります。あれは…たまげました。キツネの吠える声って、けっこうすごいですよ。2022.04.08