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LIVE

801

EXPCD3R(EXPRESSION) 【2009年発売CD】

COLLECTORS EDITION。当時の演奏写真、雑誌記事、ライヴチラシ、スタジオでのメモを多数掲載した50ページ以上のカラーブックレット付きの特殊デジパック仕様。76年8月23日のリハーサル音源を12曲収録したボーナス・ディスク付きの2枚組。

評価:50 1件のレビュー

原曲を超えたと評判高い「Tomorrow never knows」カバーと言えば…もうお分かりですよね?ブリティッシュ・ロック界の捻くれミュージシャンたちによるスリリング&アヴァンギャルドな傑作ライブ・アルバム!

マンザネラとイーノを中心に結成されたプロジェクト、76年リリースの傑作ライヴ・アルバム!

マンザネラ、イーノを中心として結成されたプロジェクト。76年作のライヴアルバム。マンザネラ「ダイアモンド・ヘッド」、クワイエット・サンの楽曲を中心に、ビートルズ、キンクスのカヴァーも取り入れ、スリリングなジャズ・ロックからアヴァンギャルドなポップまでテンション溢れる演奏で一気に聴かせます。名作。

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聴いても聴いてもドンドン増殖する、「カンタベリー・ニッチ底なし沼」への素敵な旅路…。

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評価:5 醒めた炎(1 拍手)

Grey Sovereignさん レビューをすべて見る

隆盛を極めた英プログレが完全に衰退期に入っていた1976年、この時代は大物プログレバンド達もかつての勢いが無く停滞していた時期です。
ポンプロックの出現までには、もう暫く時間がかかる頃の事です。
そう、このような時期に本作はアイランドレーベルよりリリースされました。
同時期に英国でリリースされた他アーティストの評価の高いプログレ系作品で言うと、ケストレルの唯一作が75年のリリース、あのイングランドのガーデンシェッドが77年に世に出ています。
当然ながら、ケストレルもイングランドも当時は全く話題にもならず、後年になり評価が上がった作品であるのは皆さんもご存知の通りです。
プログレ冬の時代だったわけですね。
そんな中、この”801Live”は同時代的に、ある程度の評価を得た作品だったと言うことが前述した2作品との違いと言えましょう。既に人気バンドだったロキシー・ミュージックの元シンセ奏者と現役のギタリストが参加しているって事もあるんでしょうけど、アイランドレーベルのバックアップと大々的なコンサートを行った賜物と言えましょう。

さて、内容ですが本作はタイトルが示す通りライヴ録音です。
ブライアン・イーノとフィル・マンザネラ主導の801プロジェクトが1976年9月3日にクイーンエリザベスホールで行ったコンサートの演奏が収められております。
メンバーが豪華です。
リーダー格のイーノとマンザネラ、元カーヴド・エアのフランシス・モンクマン、元マッチング・モールのビル・マコーミック、この時代はまだ若造で今やマエストロのサイモン・フィリップスそれに今も十分無名なブルースギタリストのロイド・ワトソンの以上の6名がメンバーです。
取り上げている曲は、マンザネラのソロ曲、マンザネラがかつてメンバーだったクワイエット・サンの曲、イーノのソロ曲が中心ですが、ビートルズとキンクスの有名曲を演奏しているのが注目点です。
演奏は、異常な程上手いです。特にフィリップスとマコーミックのリズムセクションは鳥肌ものと言えましょう。熱く盛り上がるシーンもふんだんに有ります。
しかしながら、彼等自身は盛り上がる演奏を横目に見ながら、醒めた感覚を持っていたような気がします。
最初に書いたように、プログレ衰退の時期、プログレ育ちのマンザネラ、モンクマン、マコーミックそしてイーノは、従来のプログレに囚われる事無くプログレが取り得る次の一手を冷静に見据えていたような気がします。
前述したケストレルやイングランドなんかも、801とはスタイルこそ違うものの次世代のプログレを目指していた部分では同じ匂いを感じるのは私だけでしょうか?
ビートルズのナンバー、キンクスの有名曲のカバーやイーノのソロ曲辺りにその鍵は隠されているような・・・。
なんだかんだと混み入った事を書きましたが、まあ、純粋にプログレ系作品として見てもレベルは高いし、楽しめるのは間違いありませんよ。

ナイスレビューですね!