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KONVERGENCIE

COLLEGIUM MUSICUM

OPUS9127722(OPUS) 【2007年発売CD】

特殊プラケース仕様、2枚組、ゴールドCD仕様、デジタル・リマスター。

評価:40 1件のレビュー

これはずばりハプスブルク帝国ロック!? 共産圏のロック、というより、ハプスブルク帝国の文化遺産が息づくブラチスラバという土壌で育まれたロック・ミュージックという方がしっくりくる豊穣な名作!

「東欧のキース・エマーソン」Marian Varga率いるクラシカル・キーボード・プログレ!71年作2nd

東欧のキース・エマーソンと言えるKey奏者、Marian Varga率いる旧チェコスロバキア(現スロヴァキアのブラチスラバ出身)を代表するグループ。オリジナルは2枚組で全4曲という大作の71年作2nd。旧A面は、ジャズ・ロック寄りの手数多いスリリングなドラムの上を、端正な音色のオルガンが伸びやかにリフを奏でたり、時に変調したトーンでソロを奏でたり、ギターも負けじと流麗な早弾きで切れ込む、というスタイルのキーボード・プログレ。EL&Pのファンは「おおっ」となること間違いなしな展開。なお、ギタリストは、後にFERMATAを結成するFrantisek Griglakで、ジミヘンやペイジからの影響が色濃いブルージーなフレーズで楽曲にロック的ダイナミズムと陰影をもたらしています。旧B面は、リムスキー=コルサコフの交響曲『シェヘラザード』をモチーフにした楽曲で、トレースばりにクラシカルなキーボードが躍動するナンバー。キレのあるバンド・アンサンブルも圧倒的なテンションです。旧C面は、後に連名作も出す盟友、ヴォーカルのPavol Hammelを迎えた陽光溢れるようなリリカルなヴォーカル・ナンバー。格調高くもファンタスティックなピアノが絶品です。旧D面は、どんどんと無調のアヴァンギャルドな音世界へと展開・・・。80分にわたり、Marian Vargaのキーボード奏者&コンポーザーとしての才が爆発したキーボード・プログレの傑作です。

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レビュー一覧

評価:4 変化に富んだ2枚組アルバム(2 拍手)

Kimitakeさん レビューをすべて見る

私が調べたところ、Collegium Musicumの元々の意味は、「16世紀から18世紀のドイツ圏の音楽愛好家の集まり」らしい。このバンドは 1969年にチェコスロバキア(当時)のブラチスラバ(現スロヴァキア共和国の首都)で結成された。本作“Konvergencie”(英語でのConvergence(収斂)の意味)は1972年に発表されたセカンド・アルバムで2枚組。まず、私が驚いたのは、2枚組を発表出来たこと。当時、西側でも2枚組のオリジナル・アルバムは商業的に難しく、発表していたのはボブ・ディラン(1966年)、ビートルズ(1968年)、ジミ・ヘンドリクス(1968年)、フー(1969年)程度である。

本作は全4曲。全曲がオルガン奏者のMarián Vargaの単独作か共作。曲調はヴァラエティに富んでいる。ニコライ・アンドレイェヴィチ・リムスキー=コルサコフ(ロシアの作曲家)の交響組曲(「シェヘラザード」(「千夜一夜物語」の語り手の名))をモチーフにした、(

ナイスレビューですね!