GTR022(GREEN TREE) 【94年発売CD】
薄霧に包まれたような荘厳さ、タメと畳みかけの緩急が絶妙なドラマチックな曲展開。「どうだい?」という悦に入ったメンバー全員の顔が目に浮かぶような、元祖様式美ブリティッシュハード、70年唯一作!
SKIP BIFFERTYの残党が結成したブリティッシュ・ロック・グループ。DECCAから70年にリリースされた唯一作。1曲目から泣かせてくれますねぇ〜。バンド全体でグッとタメた後に、メロディアスかつスリリングなギター・フレーズを合図にバンド全体がソリッドに畳み掛ける展開がドラマティック!ツイン・ギターが絶妙にタメの効いたブルージー&メロウなフレーズを応酬し、英国的な叙情性に満ちたピアノが絡み、霧に包まれたようななんとも雰囲気抜群なシャウト・ヴォーカルが荘厳なメロディを静かに歌い上げる。悦に入ったメンバー全員の顔が目に浮かぶようです。これは元祖様式美ですね。ほんっと素晴らしいです。他の曲もブリティッシュ・ロック/ハードならではの哀愁と叙情性に溢れた泣き泣きの佳曲揃い。グッと来るツボをこれでもかと押してれます。気持ちよすぎる名作。
10ccやコックニー・レベル作品への参加で知られるキーボード奏者、プログレッシヴかつ叙情性溢れるキーボード・プログレの大傑作!
990円(税込1,089円)
これぞ英国ロックという叙情性と哀愁が溢れ出す、72年発表の最高傑作!
2本のギターがブルージー&アグレッシヴなフレーズをぶつけあうハード&ソリッドなハード・ロック・バンド、71年唯一作
プロコル・ハルムのオリジナル・ドラマーだったBobby Harrisonが結成したハード・ロック・グループ、71年作
英バンドの作品ながらドイツのみで71年にリリースされた唯一作、憂いに溢れたスワンピーなハード・ロック!
バーミンガム産アンダーグラウンド・ハード、叙情的なツイン・ギターをフィーチャーした73年発掘音源
アイルランドが誇る名ハード・ロック・バンド、「脱獄」「ヤツらは町へ」など代表曲満載の76年作、名盤!
フリー解散後のポール・コゾフとサイモン・カークがベーシスト山内テツ&Key奏者ラビットと結成したグループ、71年唯一作
ウィンウッド&デイヴ・メイソン!絶妙なグルーヴを生むアンサンブルと英国的な翳りあるメロディ、ブリティッシュ・ロックの名作、68年リリース
ピーター・フランプトンに替わって「いぶし銀」クレム・クレムソンが加入し制作された72年作6th
叙情性溢れるブリティッシュ・ロック名バンド、69年作
ジョン・メイオール率いるブルースブレイカーズを経て、キーフ・ハートレイが結成したリーダー・グループ、69年作1st
ソウルフルでグルーヴィーな英シンガー、マイク・パトゥ率いるグループ、名手オリー・ハルソール在籍、70年デビュー作
FLEETWOOD MACに加入するBob Westonのスリリングなギターが炸裂、英ヘヴィ・ブルース・ロック名作、70年唯一作
左右に配された2本のギターが時に美しくハモリ、時にお互いのリードをぶつけ合う。世界各国に生まれたツイン・リード・ギターの作品を定番からニッチ盤までピックアップ!
レビューは登録ユーザーのみ記入できます。
ニューカッスルという地名はサッカーと鳥インフルエンザで有名(1 拍手)
たすけさん レビューをすべて見る
表紙をご覧ください。サッカーチームに一人だけ、バットを持って野球人が混じっているという古典的ボケをかましております。彼らはニューカッスルをベースに活動していたようで、ライナーのメンバー紹介では、担当楽器の前にサッカーのポジションが書いてございます。さすが英国です。鍵盤とギターを担当するミック・ギャラガー(アウトサイド・レフト、今で言えばフォワード左か…)と、ボーカルのジョン・ターンブル(インサイド・レフト、今で言えば攻撃的ミッドフィルダーの左)が中心となっているようです。
サイケから出発している彼ららしく、ギターの音色が多彩で、ファズからシタールっぽい音まで出しています。加えてピアノ、オルガンが効果的に入ってきて、湿り気のある演歌ボーカルで歌われるものですから、英国好きはむせび泣くしかありません。乾いたウィッシュボーン・アッシュと言いますか、湿ったトラフィックと言いますか…。わたしは、カケレコさんの英国好きユーザーさんの10人中7人から、良く出来ましたと言わせる自信があります。
だいたい3分4分の曲が多い中、6曲目の「ハロー・ハロー・マンデイ」だけが7分の大作です。オルガン、エレピと複数のギターが交錯する一大アンサンブルを聴かせます。弾いてるのは全部ギャラガーでしょうから、ライブでどう再現するつもりだったのでしょうか。