ボーナス・トラック2曲、定価1,700+税。
【CARAVAN、STEELY DAN、GENESIS、LITTLE FEAT、10CC、CHRIS REA…。このバンド名を貫く深い人脈を誇るモダン・ポップとは?】
78年セカンド作にして最終作!RUPERT HINEによるプロデュース、PHIL COLLINS、GEOFFREY RICHARDSON、JOHN G. PERRY (CARAVAN) ゲスト参加!CARAVAN、STEELY DAN、GENESIS、LITTLE FEAT、10CC、CHRIS REAと広く深い人脈的と音作りに、プログレ、AOR、モダンポップを軽やかに横断した、英国そのもののメロディ・センスが輝く名作。
77年リリースの唯一作にしてブリティッシュ・シンフォの大傑作、ファンタスティックで英国叙情匂い立つアンサンブルは素晴らしすぎます!
3,290円(税込3,619円)
アーティスト名と曲名を元に、CDデータベースから曲目を自動取得しています。ボーナス・トラックなどが反映されず、実際のCDとは曲目が異なる場合がございます。ご了承ください。
1. ブルーヴァード・オブ・ブロークン・ドリームズ |
2. ハウ・イージー |
3. ウェイティング |
4. ステイション・オブ・ドリームズ |
5. チャンティング・アンド・レイヴィング |
6. キャント・スタンド・スティル |
7. マン・イン・ザ・メドウ |
8. ナイフ・エッジ |
9. ディス・ウェイ・アップ |
10. ザ・メドレー |
11. インターナショナル |
12. イーズ・アップ |
「音楽歳時記」 第五十六回 9月16日 マッチの日 文・深民淳
音楽ライター/ディレクター深民淳によるコラム「音楽歳時記」。季節の移り変わりに合わせて作品をセレクト。毎月更新です。
「知られざる(!?)CARAVAN関連作」〜『カケレコのロック探求日誌』一週間一気読み!〜
今月20日はCARAVANの来日公演です!メンバーの参加作を中心に、CARAVANと関わりのある作品をご紹介してまいります。
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時々ピッチがずれるのは、わざとなのか原版劣化なのか(3 拍手)
たすけさん レビューをすべて見る
ロック・ビギナーを分類すると、1)ヒットチャートというか流行にしか興味のない人、2)プログレ命という人、3)わたしのようにハードロックから永久に這い上がれない人、と三分割できます。それが少し進展して、自分だけの好きなバンドができ、マイナーな贔屓をつくるのが第2段階。贔屓がすぎるゆえ、バンドをけなされると自我が喪失したような気分になり、食って掛かるという症状も現れます。第2段階ですでにコア・ユーザーをあきらめ、何でも聴きます、という風に誤魔化す人も現れます。第3段階になると、音楽に対する許容度が増すとともに、だんだん音楽を語る友達が少なくなっていくのでした。もう、他人が聴くようなジャンルを聴いていないから。カフェ・ジェックスは、その第3段階に属するバンドです。
10曲めの「ザ・メドレー」を聴いてくださいよ。イエスの「ラウンドアバウト」に似たリズムの上を、メンバーの短いソロが乱舞します。その中にジェフリー・リチャードスンのビオラとか、ジョン・ペリーのベース演奏が混じるわけだ。おお、キャラバン、とうなる人続出です。キャラバン自体が第2段階バンドなので、キャラバンを知っている自分にうっとりしてしまうかもしれません。でも違います。あくまで初めてこれを聴いた小学生のように驚きまくるのが正解です。
いいですよ、これ。おすすめは「ナイフ・エッジ」とボーナスの「インターナショナル」。全然紹介にならなくてごめんなさい。2022.09.16