AMS136CD(AMS)
紙ジャケット仕様、イタリア盤ジャケット仕様、ボーナス・トラック2曲。
イタリアからのサバスやホークウィンドへの回答!このキレとエネルギー、すげえ・・・。
イタリアのサイケ・ハード・グループ、71年作。2曲目「METAMORPHOSIS」の格好良いこと!手数多くスピーディーに畳みかけるドラムを土台に、ファズ・ギターが厚い壁を築き、リード・ギターがキレのフレーズで切れ込み、スリリングなピアノが被さる。キメのパートでは、一丸となってエネルギッシュに疾走します。ヴォーカル・レスのオール・インストなのが特徴で、印象的なテーマのメロディが特にあるわけではないんですが、アンサンブルにキレとメリハリがあり、まったく飽きさせません。サバスのようなヘヴィなリフが炸裂する荘厳な楽曲も猛烈に格好良いです。風格漂う名作。
プログレ嫌いなロック・ファンにこそ聴いて欲しいイタリアン・ロック・セレクション!
「イタリアン・ロック?プログレ聴かないしな〜。」 そんなあなたにオススメしたい『プログレ嫌いなロック・ファンにこそ聴いて欲しいイタリアン・ロック・セレクション!』
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クリタカさん レビューをすべて見る
最初こちらでオールインストと紹介されていたので、なぁんだ歌無しなのかぁ〜とタカをくくっておりました。ところが聴いてみてビックリ!とんでもなくカッコよいではありませんか!SABBATH without Ozzyという風情でドラムスは完全にBill Wardのそれですし、鍵盤もいかにも後からダビングしたかの様な変テコな音ですが、それがまた特異な効果を醸しています。しかし何といっても歪んだギターとベースによるリフがぞくぞくさせられます。途中でGracious風な不思議な感触の曲も混在しますし、ボーナストラックのホンキートンクなブギウギは蛇足かなと思いますが、久々何度も聴き返すアルバム紹介に感謝です!因みにKismet盤の4曲目の終盤に音がとんでいます(マスターから?タイムカウンターは正常)私はItalyのAMS盤を買いなおしました、紙ジャケですし(笑)、4曲目も正常でした。
あと、ボーナストラックはUncle JimのみでT12は入ってませんのでご注意を。