ソフツを脱退したワイアットが結成したグループ、名曲「O Caroline」収録の72年デビュー作、カンタベリー・ロックらしさ満点の名品!
2,440円(税込2,684円)
LOCANDA DELLE FATE/FORSE LE LUCCIOLE NON SI AMANO PIU
イタリアン・シンフォニック・ロックの頂点に君臨する名盤中の名盤、77年作
1,490円(税込1,639円)
FILIPA PAIS & JOSE PEIXOTO/ESTRELA
ポルトガル、ポップスからファドまで歌いこなす女性歌手と、マドレデウス等で活躍するギタリストの04年共演作
490円(税込539円)
今回はドラマーによるソロ・アルバム&リーダー・アルバムに焦点を当ててまいりたいと思います。コンポーザーとして、プレイヤーとして、ドラマーが活躍するアルバムを集めましたので、お楽しみください☆
【カケレコ中古棚探検隊】7月12日「ラジオ本放送の日」にちなみ、白熱のBBCライヴ音源を収録した作品をピックアップ☆
7月12日の「ラジオ本放送の日」にちなみ、白熱のパフォーマンスを聴かせるBBCライヴ作品をカケレコ中古棚からピックアップ☆
英国はカンタベリー地方のミュージシャン達によって生み出されたジャジーで実験精神に溢れつつ、英国ならではの叙情性を感じさせる魅惑のカンタベリー・ミュージックを特集!
ECLEC22311(ESOTERIC)
2枚組、12年新規リマスター、ボーナス・トラックとして「O Caroline」のシングルverや20分を超える未発表スタジオ音源を収録、DISC2には71年12月/72年1月のスタジオ・セッション音源、72年1月/4月のBBC音源を収録(スリップケースは付いていません)
ジャケットにケース形状上によるケースツメ跡、折れなどがある場合がございます。ご了承ください。
誰がなんと言おうとカンタベリー・ミュージック屈指の名曲ですよね。ロバート・ワイアットの優しすぎる歌声、デイヴ・シンクレアの淡すぎるオルガン。泣けるな〜。
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奇怪な曲が続くわりには暖かさを感じさせます。(2 拍手)
たすけさん レビューをすべて見る
デビューアルバム発表直後の72年3月(だからタイトルが「March」)にヨーロッパをツアーしたライブ音源。デビューアルバムからデイブ・シンクレアが抜け、ゲスト扱いであったデイブ・マクラエ(ニュークリアス)が全面的に参加しています。ほかのパーソネルは、ワイアット(ds.vo)、フィル・ミラー(g)、ビル・マコーミック(bs)。全体に非常にフリーキーな印象を与える演奏です。
いきなりワイアットのシンバル・ワーク。単調なベースにギター、キーボードが断片的にからむだけのほぼ「ドラム一色」から始まります。ときおりワイアットのボーカリゼーションを織り交ぜながら、ほぼシームレスに曲が流れていきます。フィル・ミラーのギターがとても的確ですね。ワイアットが、このメンバーに全幅の信頼を寄せていることが十分にわかる名演です。奇怪な曲が続くわりには暖かさを感じさせます。
ジャズ寄りの演奏でありながら、熱い「ロック魂」という言葉を持ち出したくなります。クールな演奏ではなく、お互い刺激し合うようなライブだから。最後の「ウォータールー・リリー」は、フィル・ミラー大活躍で、まるでハードロックです。