AMSCD177(AMS)
紙ジャケット仕様。
マイナーな作品ながら、最初期のQuadraphonic録音で音がすこぶる良い!胸を焦がすハスキー・ヴォーカル、地中海色豊かなフルートやメロディ。溢れる哀愁はこれぞ伊ロック!
SALIS兄妹を中心とするイタリアン・ロック・グループ、74年作の2nd。エモーショナルなハスキーヴォイスが胸を焦がすヴォーカル、哀愁に満ちたメロディ、ふくよかなトーンのアコースティック・ギターを中心にフルート、リコーダー、キーボードがそっと色を添える叙情的なアンサンブル。静かにそして柔らかにメロディが染みてきます。オルガンが流れるとグッと哀愁が増し、さらに胸が熱くなります。イタリアン歌ものロックの逸品。イギリス最初期のQuadraphonic録音のようで、音質の良さも特筆もの。
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この年代にしては、いい音。日本のサンスイのマークがジャケにあり、レコーディングに力が発揮されていたのでは?シンプルながらも確実で硬質なリズムセクションの上に乗っかっているものが、Ppoではなく、南欧の陽気さが表に出ている感じです。あ、陽気さだけでもなく、シリアスさもあるので、総合的にみて、良いアルバムです。