廃盤、2枚組、定価2500+税。
今や知る人ぞ知るニッチ盤ですが、当時は国内盤LPも出ていたという逸品。シカゴやBS&Tからブラスを取って、トラフィックやニュークリアスやピンク・フロイドに通じるメロウネスを加えた感じ?
アメリカ出身、キーボード、ギター、ドラムによるトリオ。71年の1stアルバム。ファンクやジャズをベースにしたグルーヴィーかつメロウなサウンドが持ち味。ファンキーなオルガンがウネリを上げたと思ったら、変拍子を用いてアグレッシヴに畳みかけたり、アイデアとテクニックはかなりのもの。アメリカのグループとは思えない、むせび泣く哀愁も印象的。キーボード奏者とギタリストの2人がリード・ヴォーカルも担当していて、ハスキー&ソウルフルな歌声、スウィート&ジェントルな歌声、どちらも実に味わい深くて良いです。2人のコーラス・ワークも絶品。
アーティスト名と曲名を元に、CDデータベースから曲目を自動取得しています。ボーナス・トラックなどが反映されず、実際のCDとは曲目が異なる場合がございます。ご了承ください。
1. ホウク・ピアノ(インストゥルメンタル) |
2. ワインも飲まずに |
3. 夢 |
4. 助けておくれ |
5. 愛は君のもの |
6. 世界の為の愛 |
7. 愛の時 |
8. 罠にかかったぼく |
9. ジョニー・B.グッド |
【改訂】夏を先取り!?カケレコ的ファンキー・ミュージックを探求〜哀愁のファンク編〜
70年代から起こったファンク・ムーヴメントはもちろん英国にも伝搬。黒人たちのエネルギッシュなファンクに憧れつつも、どこか繊細さが出てしまう…そんな愛すべきファンキー・ミュージックをご紹介してまいります。
レビューは登録ユーザーのみ記入できます。
まだレビューはありません。