HUX088(HUX)
廃盤、デジパック仕様、ボーナス・トラック2曲。
後にアシッド・フォークSSWとして名作を世に遺す、鬼才PETER IVERSが、フリー・ジャズのインプロヴィゼーションと自らの出自であるブルース・ハーピストとしてのプレイを融合させたアナーキックな作品!
狂気の歌声、鬼才PETER IVERSの妖しさ光るデビュー・アルバム69年作がこちら。冒頭からフリー・ジャズな楽曲。もともとの出自がブルース・ハーピストだったということもありぐにゃぐにゃと螺旋を描くような捩れ曲がった狂気の音楽を開陳。後に74年に2ndアルバム『Terminal Love(Peter Ivers Band名義)』、76年に『Peter Ivers』を発表し、より歌モノへとシフト・チェンジして行く彼ですが、ここで聴かれる歌は、あくまでフリーフォームな楽曲。アシッド・サイケ、フォーク、ブルース、フリージャズとその肥沃な音楽的感性の豊かさは、この作品で既に彼を鬼才たらしめている感があります。
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