LAMBERT & NUTTYCOMBEの片割れ、米ルーツSSW、99年作。ジェームス・テイラーなどのカヴァー収録。
490円(税込539円)
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1. Cherokee |
2. Jacqui |
3. Swingin' |
4. Lands End |
5. George's Dilemma |
6. Sandu |
7. Gerkin For Perkin |
8. If I Love Again |
9. Take The A Train |
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黄金の50年代(5 拍手)
たすけさん レビューをすべて見る
クリフォード・ブラウン(tp)、マックス・ローチ(ds)、ハロルド・ランド(ts)、ジョージ・モロウ(b)、リッチー・パウエル(p)、55年ニューヨーク録音。しかもたった3日間です。メンバーが好き放題やるような音楽でなく、それなりにジャズの様式を遵守し、しかしソロになるとブラウン、ランドの破壊的ソロが聴けるレコードです。あまりに気持ちがいいので、つい聞き惚れ、聞き流してしまいます。聴き込むとブラウンの演奏の見事さ、マックス・ローチの華やかさが伝わってきますが、何よりの醍醐味は口当たりの良さだと思います。
わたしはロックを聴き始める時、いわゆる「名盤」に背を向けたので随分遠回りしました。なにせヘンドリックスもビーチボーイズも知らないユーザーでした。なのでジャズを聴き始めるにあたって、名盤100選から始めることにしました。それもハードバップ期以前のものを聴くことに。だからマイルスも50年代しか今は聴きません。
「ジョージズ・ディレンマ」は、キューバのリズムとジャズのビートが代わる代わる出てくる楽しい曲です。それに合わせてピアノのタイム感が変わるんです。面白い。スタンダードの「A列車で行こう」も、ピアノとローチのシンバルで車輪を表現し、ブラウンが汽笛を吹きます。アップテンポで。さあ、ジャズを聴こう。2023.03.29
最高のトランぺッター(2 拍手)
purebluesさん レビューをすべて見る
ジャズ界で最も影響力のあるトランぺッターは言うまでもなくマイルス・デイヴィスであるが、およそトランペットプレイヤーとして史上最高なのはクリフォード・ブラウンをおいて他にいない。
この人の音色はとにかく明瞭で「きれい」なのだ。よって追いかけやすく、飽きない。バリバリ吹くのでもなく、丁寧に奏でる感じ。曲作りも上手く、このアルバムでも彼の作曲した4曲がよい。
マックス・ローチのどっかんどっかんしたドラミングも以上によく合っており、ハードバップ会の名コンボと言われていたことがよくわかる。「ジャズ何から?」という人にはとりあえずおすすめ。