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フォルムラ・トレ

フォルムラ・トレ

BVCM37587() 【2005年発売CD】

紙ジャケット仕様、K2 24bitマスタリング、定価2000+税。

評価:30 1件のレビュー

英Vertigo勢に対するイタリアからの回答!?オルガンとファズ・ギターには、ヘヴィさの中にも、西洋音楽史の中心地イタリアならではの気品がありますね。

イタリアン・ロック代表格、メロディアスなボーカルを中心にした普遍的ロックの境地へとシフトして行った71年2nd

現行イタリアン・ポップスの礎を築いたLucio Battistiのバック・バンドとしてその歩みを始め、彼のプロデュースでデビュー。サイケデリックな質感を残したへヴィー・ロック・サウンドを放ち、シンフォニック・ロック、メロディアスなボーカルを中心にした普遍的ロックの境地へとシフトして行ったグループの71年2nd。Lucio Battistiの作曲による本作は、前作の流れを汲んだサイケデリック・ロックを放つ、やはり重厚なギターとオルガンが中心となったアンサンブルながら、練り込まれた甘美なメロディーが描く歌モノとしての魅力が素晴らしく、バンドのへヴィネスとスウィートなボーカルの絡みが絶品のイタリアン・ロックとなっています。

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    盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め

    状態: | 良好 | 並 | 不良 |

    帯に小さい折れあり

    これぞイタリアン・ロック!芳醇な歌心と哀愁に満ちた名作、73年のラスト・アルバム、泣けます。

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レビュー一覧

評価:3 ギターとドラムズの二人餅つき状態(0 拍手)

たすけさん レビューをすべて見る

全曲ルチオ・バティスティとモゴールの手によります。発表は71年で、サイケデリックとイタリア歌謡が、交錯しながらひとつのジャンルに育っていった様子がわかると言うものです。無論、フォルムラ・トレのすごさは「リゾングナンド」や「ラ・グランデ・カーサ」なのでありますけれど、初期2枚の重さと押しの強さには捨てがたいものがあります。

何といっても冒頭の11分「ネッスーノ・ネッスーノ」に尽きます。このすさまじく重く太いギター。ボ・ディドリーのように、技巧なんて問題ではなく、凶暴さで勝負です。チコの歌う曲は、たおやかなものであるのに、です。加えてチコの叩く太鼓(これはドラムズと呼びたくありません。)が、イアン・ウォレスのように破壊的。フォルムラ・トレは3人で、ベースを弾く人がいないという恐るべき構成。ベース・パートをギター、ドラムズの巨大な音でカバーするというアイデアで、これはドアーズがやろうとして、根性なくてやれなかったスタイルなのでした。(ドアーズでベースが入っていない曲って、実はまれ)

バティスティが作曲したテーマを演奏してしまったあと、ラディウスとチコの好き放題の弾きまくり(というより、音の塊を叩きつける二人で餅つき状態)になります。トニー・アイオミとヤキ・リーベツァイトが同じバンドにいたらこうなるでしょう。2曲目のオルガンがまた、アードバークみたいな重さ。全然歌謡曲の軽さがないバンドなのでした。

ナイスレビューですね!