定価2427+税。
これぞ英国と言える気品と憂いに満ちたオルガン・サウンドが絶品。ギターレス、ツイン・キーボードで描き出すシンフォニック・ロックとして一級品の出来!
後にFIELDSのキーボーディストとしても活躍することになるGraham Fieldを擁し、ギター・レスのダブル・キーボード編成でクラシックとジャズを織り交ぜたブリティッシュ然としたシンフォニック・ロックを聴かせるイギリスのプログレッシブ・ロックグループによる70年2nd。前デビュー作では未整理であったディテールの部分までしっかりと作りこまれた名盤であり、20分に迫る大曲の存在や混声コーラス隊の導入によるスケールの大きなサウンドなど、次作以降でギタリストが加入しサウンドが大きく変化する前の、オルガンをはじめとしたキーボードで描くシンフォニック・ロックとして一級品と言えるでしょう。
「音楽歳時記」 第七十六回 6月28日 ニワトリの日 文・深民淳
音楽ライター/ディレクター深民淳によるコラム「音楽歳時記」。季節の移り変わりに合わせて作品をセレクト。毎月更新です。
「音楽歳時記」 第七十六回 6月28日 ニワトリの日 文・深民淳
音楽ライター/ディレクター深民淳によるコラム「音楽歳時記」。季節の移り変わりに合わせて作品をセレクト。毎月更新です。
【タイトル追加】EL&P『展覧会の絵』、トレース『鳥人王国』から出発するクラシカルなキーボード・プログレ特集!
クラシカルな美旋律に彩られたドラマティックなキーボード・プログレをピックアップ!往年の名作から90年代以降の新鋭作品までセレクトいたしましたよ〜。
くすんだトーンのオルガンが描く幻想的なオルガン・プログレを世界中から選りすぐってご紹介いたしましょう。
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