プログレッシヴ・ロックの中古CD豊富!プログレ、世界のニッチ&ディープな60s/70sロック専門ネットCDショップ!

13時まで当日発送(土・日・祝は翌日)、6,000円(税抜)以上送料無料

革命

モット・ザ・フープル

MHCP1063() 【2006年発売CD】

紙ジャケット仕様、06年デジタル・リマスター、ボーナス・トラック4曲、定価1,800+税。

評価:40 1件のレビュー

ロックン・ロール・バンドとしての魅力を発揮したセルフ・プロデュース作、73年作6th

デヴィッド・ボウイがプロデュースした前作『ALL THE YOUNG DUDES すべての若き野郎ども』により、一躍人気を獲得したモット・ザ・フープル。グラムバンドとして成功しても、「自分たちはロックンロールバンドだ!」と自負していていた彼らは、73年6thの本作をセルフプロデュース。ワイルドで妖しいイアン・ハンターのヴォーカルがグラムロックの華やかさを漂わせつつ、サウンドはギターを前面に出したストレートなロックンロールになっています。オープニング「All The Way From Memphis」から、キャッチーなロックンロールナンバーで、軽快なピアノのイントロから始まり、いったんトーンダウンすると、イアン・ハンターのヴォーカルとハードなギターが絡みながらじわじわ聴かせていき、テンポアップしたギターを合図にサビへ突入。コーラスも加わりキャッチーなメロディ−で一気に盛り上がり、間奏ではグルーヴィーなサックスが滑り込んで一段と盛り上げます。エネルギッシュなロックンロールバンドとしての魅力が十二分に発揮された傑作。

他のお客様はこんな商品も一緒に買っています

HATFIELD & THE NORTH / ROTTERS' CLUB の商品詳細へ

HATFIELD & THE NORTH/ROTTERS' CLUB

Richard Sinclair/Dave Stewart/Phil Miller/Pip Pyleという鉄壁の布陣で録音された75年2nd、カンタベリー・ロックの最高峰に位置づけられる大傑作!

990円(税込1,089円)

THE WHO / TOMMY の商品詳細へ

THE WHO/TOMMY

69年作、ロック・オペラの原点にして頂点!

800円(税込880円)

MOTT THE HOOPLE / ALL THE YOUNG DUDES の商品詳細へ

MOTT THE HOOPLE/ALL THE YOUNG DUDES

デヴィッド・ボウイ提供の代表曲「All The Young Dude(すべての若き野郎ども)」収録の72年作

590円(税込649円)

PINK FAIRIES / KINGS OF OBLIVION の商品詳細へ

PINK FAIRIES/KINGS OF OBLIVION

73年作3rd

610円(税込671円)

YouTube動画

試聴 Click!

関連Webマガジン記事

このアーティストのその他タイトルのCD

レビューの投稿

レビューは登録ユーザーのみ記入できます。

新規登録 ログイン

レビュー一覧

評価:4 頼むから演歌はやめてくれ(1 拍手)

たすけさん レビューをすべて見る

このレコードを聴いていると、わたしがデイビッド・ボウイとブライアン・フェリーを苦手にしていた時期のことを思い出します。ディープ・パープルやELPと言ったボーカリストがしっかりしている音に慣れていて、どうも調子はずれのグラム系統の歌い方を生理的に受け付けませんでした。(その後ボウイもフェリーも全部のレコードを所持することになります。)いまだにイアン・ハンターの歌い方は、どうもダメだな、という感想です。

「オール・ザ・ヤング・デューズ」は、モットの起死回生であると同時に、イアン・ハンターが自分の存在意義をはっきり悟った作でした。実際にボウイ、フェリーに次ぐアイコンをシーンが求めていた事情があったと思います。青春やさぐれ路線という音程外れ、リズム無視の歌い方を彼はどんどん好むようになっていきました。モットは、ルーズに見せかけて鉄壁なブギ・リズムを持っていたので、ハンターの歌い方とバンドが合っていたのかどうか。

「バラード・オブ・モット・ザ・フープル」という曲がありまして、ロックンロールは死なないと歌われています。これ、バンドが解散決意したとき作った曲じゃないんですかね。わたしなんか、そんなマジになるなよ、と思ってしまいます。河島英五好きな人にアピールしそうです。2021.09.26

ナイスレビューですね!