CARAVAN/IN THE LAND OF GRAY AND PINK
ソフト・マシーン『Third』と共にカンタベリー・ロックの代表作と言える一枚、71年発表の大傑作3rd!
490円(税込539円)
フィル・ライノットが率いたアイルランドを象徴するハード・ロック・バンド、ゲイリー・ムーアを再び迎えて制作された79年発表の代表作!
790円(税込869円)
「音楽歳時記」 第五十二回 5月13日 愛犬の日 文・深民淳
音楽ライター/ディレクター深民淳によるコラム「音楽歳時記」。季節の移り変わりに合わせて作品をセレクト。毎月更新です。
ジミヘンよ、永遠なれ〜彼の魂を継ぐフォロワー・ギタリスト特集〜
ジミヘンの命日にちなんで、彼の魂を受け継ぐ世界のフォロワー・ギタリスト&グループの作品をピックアップいたしました。
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ラッシュとマホガニー・ラッシュとジェニファー・ラッシュ(1 拍手)
たすけさん レビューをすべて見る
子どもの頃、ラッシュとマホガニー・ラッシュの区別がついていなかったのがわたしです。わたしの自戒を込めて、ですけど、「ハードロック・その他」に分類されてしまう哀しい存在です。どうしてかと言いますと、カナダ出身であることと、ハードロックとしてインパクトに欠けるところか、と。あと、ビッグネームに比べて時代がくだっていることも彼らにとっては不利でしょう。ポジションはナザレスに似ています(音は全然違いますよ)。インパクトと言いましたが、フランク・マリノの声もギターも優しすぎるんですよ。フュージョンとファンクを効かせた音は素晴らしいです。子どもにゃわかるまい、のロックです。
このレコードは、名作「ライブ」の直前のスタジオ録音でもあり、曲が抜群によろしい。ギターも独自の色を開拓した時期と思います。技量は最高。メロディに独自のセンスを持っていまして、とろけそうになります。「ドラゴンフライ」も「ジ・アンサー」も「IV」も良いですね〜。
北米のトリオ・バンドは、カクタス、グランド・ファンクみたいに爆音になるケースがほとんど。ラッシュもマホガニー・ラッシュも爆音で勝負する人たちではないのがお国柄なんでしょうか。いけない、またこんがらがってきました。2024.04.05