OSIBISAを脱退したパーカッション奏者Loughty Amaoを中心に結成されたジャズ・ロック・バンド、ZZEBRAの75年1st『ZZEBRA』と76年2nd『PANIC』をカップリングした2枚組。元IFのDave Quincy(Sax)やTerry Smith(G)を筆頭に実力派揃いの集団が脇を固めており、1stは腰にくるアフロ/ファンク・テイスト溢れるサウンドがメイン。2ndはギターがTerry Smithから元RIFF RAFFのSteve Byrdへ代わり、若干フュージョンライクなファンク・サウンドがメインとなってます。1stと2ndを通じて、Dave Quincyの高らかに鳴り響くサックス、メロウで流麗ななキーボード・ワークが聴き所ですが、なんといっても1stで聴けるTerry Smithの叙情的なギターがハイライトですね。なおDISK2のボーナスにはJeff Beckとの共演曲「Put A Light On Me」を収録
GILES GILES & FRIPP/CHEERFUL INSANITY OF GILES GILES AND FRIPP
68年リリース、「宮殿」の面影こそないものの、レイト60sサイケ・ポップ/フォークとして素晴らしい完成度を誇る名作!
590円(税込649円)
「情熱のラテン・ロック」〜『カケレコのロック探求日誌』一週間一気読み!〜
暑い夏だからこそ聴きたい、ラテン・ロックを特集いたしました!
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ 軽微な折れあり
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サバンナから都会の動物園に渡ったおしゃれなシマウマさん(7 拍手)
kobakunさん レビューをすべて見る
廃盤だった2枚が一挙に聴けるということで購入しました。
まず言えるのは、とにかく安い!
内容的にはオシビサの路線にファンキーさメロウさをプラスした大人のジャズロックなのですが、セカンドになると、時代もあってか、おとなしめのフュージョンタッチになってしまった所がやや残念でした。
ビシバシこそジャズロックという人には不向きなアルバムですが、それでもこの時代ならではのグルーヴィーなジャズロックを堪能できる点では及第点をあげられるのではないでしょうか。
疲れた夜にワイン片手にまったりしたい時にピッタリ、そんなおしゃれなアルバムです。