CRTREE006(CHERRY TREE)
只者ではなさそうなジャケ写真通り、一筋縄ではいかないプログレッシヴ・フォークを聴かせる唯一作。フォーキーなサウンドを基本としながらも、ベースが唸る強烈なヘヴィ・プログレが炸裂したりと強烈なインパクト!
71年にDERAMから発表された、謎のシンガー/マルチ・ミュージシャン唯一のアルバム。その正体はオーストリア出身のSSW、Robert Haumerで、QUATERMASSのkey奏者Peter RobinsonやHENRY COWなどで知られる管楽奏者Geoff Leighらが参加して制作されています。ヘヴィに唸りをあげるベースが印象的なハード・ロック調の楽曲で始まったかと思えば、繊細なアコースティック・ギターとフルートが美しい内省的な楽曲もあるなど、なかなか一筋縄ではいかないアルバムです。ベースにあるのはアコースティックを基調とするフォーキーなサウンドながら、緊張感漂う空気はプログレッシヴ・ロック・ファンを唸らせるものでしょう。
ABSOLUTE ELSEWHERE/IN SEARCH OF ANCIENT GODS
76年作、70年代英国産シンセ・ミュージックの傑作、Bill Bruford全面参加
2,190円(税込2,409円)
英国アシッド・フォーク史上屈指の傑作、70年作、惹きこまれます…!
70年リリースの1stソロ作、ギルモアやウォーターズがプロデュースに参加
夢見心地な必殺アシッド・フォーク、すべてが「心ここに在らず」に鳴らされる逸品、72年リリース
繊細なフォークタッチ中に一筋縄ではいかないプログレ精神が潜む、世界のプログレッシヴ・フォーク特集!
瑞々しいフォーク・タッチの中に一筋縄ではいかないプログレッシヴな要素が潜む、プログレッシヴ・フォーク作品をピックアップ☆
MEET THE SONGS 111回 ZAKARRIASの『ZAKARRIAS(妄想)』
いかにも英国的なヒネリの効いたサウンドが気持ちいいプログレッシブ・フォークの逸品、ZAKARRIASの71年唯一作『ZAKARRIAS』をピックアップ!
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プログレ、フォークどちらとも言えぬ隙間音楽。(5 拍手)
あんちょびさん レビューをすべて見る
オーストラリア出身のマルチ・プレイヤー、ザカリアスの唯一作。
のっけからヘヴィなベースが目立つが、フォーク寄りな曲もある。
際立った良さとかは無いけど、ダラダラ聴いてると案外面白い。
プログレ全盛期の”何でも有り”な部分をそのまま形にしたような作品。
国内盤は廃盤だが、紙ジャケ復刻はもうしないのだろうか…?
これも幻系(1 拍手)
普段はメタルさん レビューをすべて見る
アーティストの一人です。このアルバムのみで消えていってしまいました。
ジャケット写りのとおり、神経質そうな音で、優雅さ・長閑さはあまり無く、自身のプレイするBassを主軸にハードっぽさを強調した
感じです。だからといって、嫌な訳ではなく、70年代の黎明期を象徴している所もあり、気に入ってます。
Key.には、P.ロビンソンも参加。