紙ジャケット仕様、定価2730。
サイケデリックな狂騒の時代からロック全盛時代へと至るちょうど境界線に位置するような、過渡期の音ながらもキャッチーで完成度の高いポップ・ロックの好盤。
スティーヴ・ハウやキース・ウェストも参加した『TEENAGE OPERA』の製作など、60年代後期〜70年代初頭にかけての英国サイケ・ポップ・シーンで活躍したフランス出身のプロデューサー/ミュージシャンMark WirtzとSSWのKris Ifeの2人を中心とするプロジェクト・バンド、70年唯一作。60年代末の残り香を感じさせるスウィートなメロディを持つポップ・ロック・ナンバーを軸に、ロック的ダイナミズム満点のリズム隊、サイケデリック・ロックまっしぐらな色彩感溢れるギター、そしてDoris Troyも参加するソウルフルな女性コーラスなどが彩りを添える70年という時代らしい多彩な要素を併せ持ったサウンドを聴かせます。サイケデリックな狂騒の時代からロック全盛時代へと至るちょうど境界線に位置するような、過渡期の音ながらも完成度の高い好盤。
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